地域活動を支える企業をご紹介!
地域とともに発展する企業
朝日酒造株式会社/公益財団法人こしじ水と緑の会
▶企業の概要を教えてください
朝日酒造株式会社は、天保元年(1830年)の創業し、朝日山や久保田をはじめとする日本酒を製造する蔵元です。
また、“酒造りは米づくり”との考えから、農業生産法人『有限会社あさひ農研』の設立や、豊かな自然環境を守るため、環境保全活動を目的とした『公益財団法人こしじ水と緑の会』を設立。酒造販売だけではなく、“地域とともに歩み、地域とともに発展する企業でありたい”という思いで経営しています。
▶どんな取り組みをしていますか?
地域とともに歩み発展したいと、CSR※1に取り組んでいます。
美味しいお酒は、きれいな水と良質なお米がなければ造れないと、自然環境保護活動への取り組みや調査研究を支援する『公益財団法人こしじ水と緑の会』を平成13年に設立しました。自然保護助成基金事業をはじめ、里山の動植物の長期的なモニタリング、河川環境の調査研究事業、水と緑の自然学校、普及啓発、里山保全と6つの事業を行っています。
また、酒蔵のある里づくりをテーマに“ほたるの里づくり”、“もみじの里づくり”の里山保全事業や国登録有形文化財である松籟閣(しょうらいかく)を利用した茶会をはじめ、各種文化活動ができる、の運営も行っています。
社員と共に『公益財団法人こしじ水と緑の会』の活動を積極的に支援したり、社員自らが里づくりの活動に汗を流しています。
※1 CSRとは企業が社会に対して責任を果たし、社会とともに発展していくための活動です。
▶どんなメンバーで活動しているのでしょうか?
現在社員は200名近くおり、それぞれが企業理念のもとCSRに取り組んでいます。
▶周囲の反応や、やっていてよかったこと・大変だったことなどを教えてください
上記の活動は、地域の人や農家さんと共に行うことが多く、身近な情報の交換や地域とのつながりができてます。本社エントランスホールで行う演奏会にお越しいただいたり、ほたるまつりで協力したり、仕事では味わえない喜びがあります。
「企業のソーシャルアクション」は、らこって2017年8月号で紹介しています。