長岡市内で活動する団体を訪問!今回は、「IT×地方」でゆるく豊かなコミュニティづくり「ギークハウス越路」さんからお話を伺いました。
◆どんなことをしている団体ですか?
「ギークハウス」とは、インターネット好き(ギーク)な人たちによるシェアハウスです。ギークハウスは日本の各地にあり、それぞれがゆるくネットワークされています。越路にある「ギークハウス越路」では、人々が集まって交流するイベントを不定期で開催しているほか、自然豊かな地域性を活かして畑での野菜栽培もしています。
◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みを教えてください
ギークハウス越路は2017年5月に設立されました。ギークハウス越路の主宰者が、東南アジアでひと月に2・3万円程度の支出でのんびりと暮らしていた経験もあり、インターネットを駆使すれば自然豊かなところでゆるく持続的に暮らしていけるのではないかとの気持ちから始めました。
◆どんなメンバーで活動しているのでしょうか?
シェアハウスの定員は9名で現在は6名が入居しており、その半分が県外からの入居者です。イベントがあれば地域内外から参加者が集まります。他地域のギークハウスと比べて住人に“ギーク感”があまりないのが特徴かもしれません。
◆周囲の反応や、やっていてよかったことを教えてください
特別な技術や知識をもつ人がフラッと訪れたりすることもあるので、このシェアハウスに住んでいるだけで予期せずそのような人と会えるのは面白いです。近隣の方ともまずは挨拶づきあいから、徐々に地域に溶け込めている実感があります。私たちのシェアハウスは都市部から大きく離れたところにありますが、インターネットを駆使すれば生活に困ることもほとんどありません。
◆今後の活動を教えてください
以前から長岡の街なかの方でもギークハウスを求める声を聞いていたので、いい機会に巡り合えばそちらでも新たにギークハウスを始めたいです。
「『IT×地方』でゆるく豊かなコミュニティづくり」ギークハウス越路は、らこって2017年9月号で紹介しています。