地域活動を支える企業をご紹介!
住民と一体となった宝の磨き上げ
ー 株式会社田中組
▶企業の概要を教えてください
株式会社田中組は長岡市の建設会社です。創業は昭和32年で昭和37年からは水道町の地で事業を行ってきました。主に、土木・建築・構造物解体・除雪・骨材(砂等)販売などを行っています
▶どんな取り組みをしていますか?
水道公園(水道タンク)や長岡花火などといった地域の宝の磨き上げを、建設会社の専門性を活かしてサポートしています。水道公園で行われてきた有志による「信濃川夕焼け音楽会」や「Sunset Townk」には、「水道タンク友の会」など地域の市民活動団体とも連携して、協賛やボランティア、資材の格安リースなどといった形で縁の下から支えています。また、長岡まつり屋形船協議会の会長も務め、数十年にわたり長岡花火を観覧する屋形船を出し続けています。天候に左右されやすいなどリスクがあるなどして、屋形船の数は最盛期と比べると激減してしまいましたが、これからも地域の伝統を引き継いでいきたいです。
▶活動を始めたきっかけ、これまでの歩み、目的を教えてください
会社としてもずっとお世話になってきた地域なため、地域貢献で恩返ししたいという気持ちがありました。個人的にも幼いころから遊び場所として、水道公園は親しみ深い場所ですので、今の若い世代にも公園で楽しんでもらえればと思います。
▶周囲の反応や、やっていてよかったこと・大変だったことなどを教えてください
「信濃川夕焼け音楽会」、「Sunset Townk」と水道公園を活かすイベントを続けてきて、子ども・家族連れの来場者が多くなってきたなど、地域に浸透してきている実感があります。かつて私たちのイベントでステージに上がったアーティストが、活躍している様子を見るのはとてもうれしいです。将来的に、長岡の若手アーティストの登竜門のようなイベントとなればいいですね。
「企業のソーシャルアクション」は、らこって2017年9月号で紹介しています。