2017.10.09

団体PichUp!<長岡市茶道文化協会>

長岡市内で活動する団体を訪問!今回は、流派を超えて茶道を盛り上げる「長岡市茶道文化協会」さんからお話を伺いました。

 

◆どんなことをしている団体ですか?

茶道文化協会は今年4月に設立をしました。流派を超え茶道の文化に触れ、日本の総合芸術でもある茶道を大人も子供も親しむことのできるようにしていきたいと、茶道だけではない様々な立場の人からも応援いただき設立しました。

 

◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みを教えてください

茶道は日本の文化の総合芸術であり日本のおもてなし文化がつまったものでありにもかかわらず、この文化の継承が難しくなってきている現状があります。そこで流派を超え協力し合い、たくさんの方からお茶を楽しんでもらいたいと願って活動を始めました。

もっとお茶を気軽なものにしていきたい、小さなころから慣れ親しむことが今後の茶道文化の継承につながると考え、お茶に親しむお茶会キャラバンを行ったり、イベントに出店して、気軽にお茶がある環境を作っています。

「お茶をどうぞ」と言われてときに、“作法がわからない”で断ってしまったり、引いてしまうのではなく、気軽に「いただきます」といえる文化を作っていきたいです。

 

◆どんなメンバーで活動しているのでしょうか?

今回会長に就任した長岡造形大学 和田裕学長と法人会員である長岡大学茶道部の皆さんからお話を伺いましたが、様々な流派の方はもちろん、茶道とは関係のない分野の方からも協会の趣旨に賛同いただき参加してもらっています。

 

◆周囲の反応や、やっていてよかったことを教えてください

イベントに参加し、お茶会を開催しています。そこで、初めてお抹茶を頂くお子様や若い世代の方が、「おいしい」とか「私も学びたい」という声を頂くと本当にうれしく思います。また、高校や大学でも茶道部があり、学んでくださる若い世代もいらっしゃいます。若い世代を応援しながらもっとお茶が身近なものになってもらえればと思います。

 

◆今後の活動を教えてください

今後は各地域でお茶会キャラバンを行い、気軽に楽しめる場を提供していきます。また、茶道ができる場所を紹介したり、お子さん向けの作法教室や文化講演会など、大人も子どもも楽しめる茶道イベントを企画していきます。
『気軽に茶道を楽しんでもらう』そんな社会を目指しています。

長岡市内全地域でお茶会を開催します。ぜひ足を運んでください。

 

 

「流派を超えて茶道を盛り上げる」長岡市茶道文化協会は、らこって2017年9月号で紹介しています。