2018.07.10

活動PichUp!<田麦山スポーツ振興会>

長岡市内で活動する団体を訪問!今回は、33年続いたロードレース大会を運営してきた「田麦山スポーツ振興会」さんからお話を伺いました。

◆どんなことをしている団体ですか?

昔は春のロードレース大会、夏の登山、秋の野山を走るクロスカントリー大会の3本柱で行っていました。メンバーの高齢化や各イベントの準備作業が大変な部分も多かったため、3年前からロードレース大会のみを企画運営しています。

 

◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みを教えてください

今から約40年前に創設者の森山正夫さんの「スポーツで町おこしをしたい」という想いに賛同したメンバー数人で田麦山スポーツ振興会を立ち上げました。

もともと走ることが好きで知り合った仲間が多かったので、設立当初から皇居から田麦山までのマラソンや、新潟県横断ノンストップマラソンなど、さまざまなイベントを行ってきました。

 

◆どんなメンバーで活動しているのでしょうか?

田麦山地域の住民はもちろん、県内・県外からのたくさんの方の協力を得ながら活動してきました。普段は口数の少ない森山さんのアツい想いに感銘を受け、惹かれて集まってくる方も多かったですし、そういった方々とのつながりを大事にしてきたことで、第33回までロードレース大会を行ってこれたのだと思います。

 

◆周囲の反応や、やっていてよかったことを教えてください

毎年田麦山ロードレース大会を楽しみにしてくれているランナーもおり、電話で問い合わせが来るほど好評です。運営メンバーが高齢化しており、準備は大変ですが、自分たちの苦労が、参加者皆さんの喜になるのなら、喜んで苦労しようと思ってやっています。

 

◆今後の活動を教えてください

残念ながら今年の第33回で終了です。今年の大会を無事に終えることが何よりと思っていますが、設立当初から森山さんも熱望していた、この大会に出場した子どもたちから、オリンピック選手が誕生したら嬉しいなとも思っています。

 

33年続いたロードレース大会を運営してきた田麦山スポーツ振興会は、らこって7月号で紹介しています。