長岡市内で活動する団体を訪問!今回は、地元が生んだ偉人の功績に光を当てる「ながおか田中長嶺顕彰会」さんからお話を伺いました。
◆どんなことをしている団体ですか?
今の長岡市上富岡地域生まれの偉人・田中長嶺の功績を検証し、称えるとともに田中長嶺が大切にしていた利他の精神を広く広める活動をしています。普段は深才コミュニティセンターで勉強会をしており、時折りアオーレや県立歴史博物館などで展示なども行っています。田中長嶺終演の地である愛知県西尾市の事績顕彰団体との連携事業も行っています。
◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みを教えてください
活動を始めたのは平成24年4月です。最後の地である愛知県西尾市では事績顕彰が盛り上がりを見せている一方で、生まれ育った長岡ではほとんどの人が名前すら知らない状況であったため、そんな状況を変えるため活動を始めました。
◆どんなメンバーで活動しているのでしょうか?
日常的な勉強会には10名強が参加しています。会員は70名程度おり、上富岡地域のみならず市外からの入会者もいます。
◆周囲の反応や、やっていてよかったことを教えてください
同じく田中長嶺を研究する愛知県のグループと交流できたことに加え、長岡市と愛知県の歴史上の繋がりも認識できました。また地域の偉人発掘によって生誕地の地域コミュニティの結束がより強固になりました。
◆今後の活動を教えてください
地域の歴史を次世代へ継承するための仕組みづくりは何としてもやらねばならないことです。また地域の子どもに向けて田中長嶺の生涯を紹介する漫画制作に向けて取り組んでいます。その漫画では単純に事績を伝えるだけではなく、事績の背景にある田中長嶺が大切にしてきた利他の精神を伝えられたらと考えています。
「地元が生んだ偉人の功績に光を当てるさん」ながおか田中長嶺顕彰会は、らこって2017年10月号で紹介しています。