長岡市内で活動する団体を訪問！今回は、女性目線を活かした防災啓発活動を行う「中越市民防災安全士会女性部 シュークリーム」さんからお話を伺いました。

◆どんなことをしている団体ですか？

長岡市を中心に地域防災力の向上を目的に、心に寄り添うことをモットーに女性目線で防災に関する活動をしています。
主に女性や子ども、親子に向けた防災に対する知識や技術の普及、意識の向上を目指し、防災に関する相談や防災講座などを実施しています。
災害時には、被災者の支援（特にお年寄りや小さい子供をお持ちのお母さんなどの生活弱者）も行います。

【過去の講習内容】

○災害食…パッククッキングなどで災害食を体験

○AED…乳幼児向けの心肺蘇生を学びます

○防災グッズ…グッズ作成を通じ、防災を学びます

○語り部…実際の災害を聞いて学びます

◆活動を始めたきっかけ、どんなメンバーで活動していますか？

中越市民防災安全士会の女性部をつくりたいと、会員の女性が集まり、平成28年9月に発足しました。
メンバーは20代～70代までの幅広い年代で、様々な分野に精通している（管理栄養士、看護師などのスキルを持った）方々が集まっています。

◆周囲の反応や、やっていてよかったことを教えてください

講座を終えて子どもたちからは「楽しかった」「また教えてもらいたい！」という反応をもらえ、お母さんからは、「女性目線で女性の学びの場があってよかった」という声を頂いています。これからも、派手ではないけど寄り添いながら活動を続けていきたいです。

◆今後の活動を教えてください

背伸びせず、高齢者や小さいお子さんを持つママグループなど防災について知りたい人たちのところへ出向いていき、日頃関わりの少ない女性や子ども、親子の意識や知識・技術の向上（災害から身を守る、指す）につながることを続けていきたいです。そのために自分たちもスキルアップの講習を行って行きたいと思っています。

また、より多くの人に興味関心を持ってもらい、敷居を低くするための（恥ずかしがらずに笑って誰もが楽しく実践できる）トークの練習をも必要だと考えています。

そして、中越市民防災安全大学を受講していただき、中越市民防災安全士会に入会してもらい、ぜひシュークリームに入会してもらえたら嬉しいです！

「女性目線を活かした防災啓発活動を行う」中越市民防災安全士会女性部 シュークリームさんは、らこって11月号で紹介しています。