2017.11.21

地域をよくするウワサのあの人にインタビュー!【宮 加寿美さん】

市民活動に取り組む団体には、状況を整理して舵取りをする人、実行部隊として目的を着実に遂行するのが得意な人、ユーモアでみんなを和ませるムードメーカー、ピンチの時には、スポット的に手を貸してくれる存在も現れたりと、色々な人が関わって成り立っていることが多くあります。

それぞれの人たちが、自分の生活の中で活動に充てられる時間や能力を提供し、様々な形で関わっています。

では、実際にどんな人が、どのように活動に関わっているのでしょうか。
活動を支えている「あの人」を訪ね、活動の実際のところをアレコレ伺ってきました。

 

今回ご紹介するのは、つながりを楽しみ、イベントを支える若きサポーター 宮 加寿美さんです!

 

みんなで集えばネガティブ志向も自信に変わる! 
目標目指して仲間と流す汗が築く居場所

宮 加寿美さん 〈25歳/会社員〉
ながおかわくわくポニー実行委員会、えんえんマーケット実行委員会、S.O.T.E.実行委員会

 

普段は会社員として働く宮加寿美さんには、休日になると見せる別の顔があります。「つながりの輪が広がるし、リフレッシュにもなるんです」と、市内で開催されるイベントのボランティアスタッフとして準備や当日の運営に汗を流しているのです。

▲「風船と言えば加寿美ちゃん!」と周囲から声がかかり川口地域や与板地域など関わるイベントが増えています。

 

そう聞くと、一見アクティブで社交的な印象ですが、本人曰く、ネガティブで人見知り。小学校からの学校生活では、周囲と馴染めないと感じることもあったそう。転機となったのは、中学生で参加した長岡市子ども会連絡協議会(市子連)の活動。中高生が所属し、キャンプや研修などを実施しました。「学年に関係なく、同じ目的に向かって集まり活動することの心地よさを知りました」と、活動のリーダーを担うなかで、学校生活とは違った人との関わり方を経験した宮さん。

つながりを持つことの楽しさと、居心地の良さを感じ、活動を続けていきます。そして、高校生の時には、ポニーに乗ったり近くで触れ合える、ポニーカーニバルのボランティアも開始。卒業後は、実行委員のメンバーとして運営に携わり続けています。

▲市子連の活動を通して、学校ではできないことを経験。現在も後輩からも慕われています。

 

▲ポニー事業実行委員のメンバーとして運営をサポート。怖くてポニーに乗れないと泣いていた子が、ポニーを好きになってくれたときが、やっていてよかったと思える瞬間。身近に乗れるポニーは子どもからも好評です。

 

社会人となった現在は、さらにつながりが広がり、関わるイベントも増えています。関わる活動は、つながりを育むマーケットや、中越大震災からの復興フェスティバル、キャンドルイベントなど多数!「自分一人ではできないことも、数人集まればそれぞれの持ち味でなんとかやれる。そこにやりがいと面白さを感じています」。

さらに何事にも意欲的に取り組む宮さんは、通信制大学の4年生として子ども心理学を学んでいます。仕事と両立させながら、忙しい日々を頑張れるのは、同じ目的に向かって集まり、語り、汗を流す仲間がいるから。これからの活躍も楽しみです。