長岡市内で活動する団体を訪問!今回は、ヒトと自然をつなぐ環境保全のスペシャリスト「特定非営利活人法人新潟県環境カウンセラー協会」さんからお話を伺いました。
◆どんなことをしている団体ですか?
環境保全活動をしたい市民や企業とその活動に助言をする環境カウンセラーとをつなぐ働きをしています。また、新潟県主催の環境リーダーやカウンセラーの養成講座での指導や、エコアクション21を企業が認証取得するための支援や企業への取得推進をしています。
※エコアクション21とは
…全ての事業者が、環境への取り組みを効果的、効率的に行うことを目的に、環境に取り組む仕組みを作り実行し、それらを継続的に改善し、その結果を社会に公表するための方法について、環境省が策定したガイドラインです。
エコアクション21ガイドラインに基づき、取り組みを行う事業者を、審査し、認証・登録する制度が、エコアクション21認証・登録制度です。
◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みを教えてください
法人として活動を始めたきっかけは、行政と関わる機会が増えたため法人格を取得しました。
私自身は東京で働いていた時にカウンセラーを取得。2001年に長岡市にUターンし協会の法人格取得の発起人をしていました。2003年に法人格を取得後は副理事長を務めていましたが、前理事長の退任を受け、今年7月より理事長を務めさせていただいています。
◆どんなメンバーで活動しているのでしょうか?
新潟県には約50名の環境カウンセラーがおり、そのうち30名が加盟しています。
協会自体は環境活動行う団体とカウンセラーをつなぐことがメインで、加盟しているメンバー各々が海岸の清掃や植樹など環境保全に関する活動を行っています。
◆周囲の反応や、やっていてよかったことを教えてください
協会を通して活動することで、いろんな活動に参加する機会も増え、幅が広がりました。また他県の環境カウンセラー協会の活動なども知ることができるのもいい点だと思います。
◆今後の活動を教えてください
現在は設立当初からの会員が多いので、世代交代できるようもっと若い世代を増やしたいと思っています。環境カウンセラーの認証試験対策講座なども要望があれば企画できるので、やっていけたらいいなと思います。
また、個人的には米どころ新潟の原点でもある棚田の保全や、中山間地域の維持・保全活動もしていけたらと考えています。
ヒトと自然をつなぐ環境保全のスペシャリスト「特定非営利活人法人新潟県環境カウンセラー協会」さんは、らこって11月号で紹介しています。