2017.12.06

団体PichUp!<長岡野菜絵本プロジェクト>

長岡市内で活動する団体を訪問!今回は、次世代に届け、絵本に実った長岡愛「長岡野菜絵本プロジェクト」さんからお話を伺いました。

 

◆どんなことをしている団体ですか?

長岡野菜に興味をもってもらい、好きになってもらうための絵本を作りたいという思いから始まったプロジェクト。市内の長岡野菜栽培農家に特徴や魅力を取材し、絵本の構想・制作を進め、今年8月31日(やさいの日)に第一弾の「ながおかやさい ぼく きんちゃくなす」を発行しました。ながおか市民協働センターに相談する過程で「ながおか・若者・しごと機構」が立ち上がったのをうけ、連携して完成させました。絵本は長岡市内の幼稚園や保育園、小学校、子育ての駅等で無償配布するとともに、イベントでの読み聞かせ会で活躍しています。

 

◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みを教えてください

子育てする中で、絵本のメッセージ性の強さから「絵本最強説」を実感し、絵本を通して長岡野菜を知ってほしいと活動を始めました。絵本には長岡に愛着をもってもらうため、東山連峰や水道タンク、信濃川と河川敷の畑など長岡らしい風景も多く描きました。また、長岡野菜が若い世代の食卓にも積極的にあげてもらえるようにと簡単な蒸かし茄子の調理法も掲載しました。

 

どんなメンバーで活動しているのでしょうか?

私のほかには、文章を書くのが得意な唐澤さん、絵本も食べることも大好きな大島さん、お絵描きが大好きな田邊さんの4名で制作しました。そしてながおか若者しごと機構の里村さんをはじめ、たくさんの方のご協力をいただきながら活動しています。

 

◆周囲の反応や、やっていてよかったことを教えてください

主婦が想いだけで走り出し、何もかもが手探りで、メンバーにもたくさん迷惑をかけました。自分の子どもたちからアイディアをもらいつつ、カタチになって本当に良かったです。

大人の方からも「絵がキレイだね」や、「勉強になるね」とはよく言っていただけますが、「長岡への愛が伝わってくる」と言ってもらえることもあり、伝えたいことがちゃんと伝わっているなと実感しています。

 

◆今後の活動を教えてください

長岡野菜は全16品種あるので、ほかの野菜も描きたいと思っています。今回はながおか若者しごと機構の支援を受け発行しましたが、次回作は今回の経験を活かし自立して取り組みたいです。また、学校での食育の教本としてだけではなく、お家で長岡愛を育むきっかけになれば嬉しいなと思っています。

絵本は図書館での貸し出しもしてもらっていますし、協働センターでも閲覧できます。またワークショップ等でも読み聞かせを行うこともあるので、ぜひ足を運んでみてください!

 

 

次世代に届け、絵本に実った長岡愛「長岡野菜絵本プロジェクト」さんは、らこって12月号で紹介しています。