2017.12.12

団体PichUp!<特定非営利活動法人 大手寄席>

長岡市内で活動する団体を訪問!今回は、伝統文化で地域活性化「特定非営利活動法人 大手寄席」さんからお話を伺いました。

 

◆どんなことをしている団体ですか?
長岡の皆さんに落語や紙芝居などに気軽に触れる機会を提供することで、伝統文化を次世代に継承し、さらに地域活性化につなげていくことを目的として、自主企画の公演会を年間5回行っています。

 

◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みを教えてください
私が趣味で2011年から公演をスタートさせ、回を重ねるごとに多くの方に来ていただけるようになり、より長岡に根差した活動を展開するため、2016年10月に『NPO法人大手寄席』を設立しました。皆さんからいただいた木戸銭や謝礼はチャリティとして社会福祉協議会へ寄付を行い、地域との結びつきを大切にしています。

 

どんなメンバーで活動しているのでしょうか?
保育園や小学校時代の友人12名で組織しています。実際に落語ができるのは自分(三遊亭まさじ)だけですが、イベントの企画運営などをメンバーで協力しながら行っています。

 

◆周囲の反応や、やっていてよかったことを教えてください
もともとお笑いが好きで、会場から笑いが起きると自分が人に喜びを与えられていると実感できるのでやりがいを感じます。自分自身としては、人前に立つことが生きがいなので、落語は人生そのものです。

 

◆今後の活動を教えてください
現在24回まで続いた大手寄席の公演を100回まで行うことと、長岡出身の出演できるメンバーを増やすことが目標です。落語家としては、45個の持ちネタを100個まで増やすことと、子どもたちに『自分も落語やってみたい!』と思ってもらえるよう、落語の魅力を伝えていきたいです。

年内最後の公演会を12月8日に予定しています。今回は社会福祉協議会の方にも来ていただいて、お集まりいただいた皆さんの前で寄付金の贈呈式ができたらと考えています。多くの方のご来場お待ちしています。

 

 

伝統文化で地域活性化「特定非営利活動法人 大手寄席」さんは、らこって12月号で紹介しています。