2017.12.18

団体PichUp!<ふる里伝え隊>

長岡市内で活動する団体を訪問!今回は、地域の歴史を通して伝えたいこと「ふる里伝え隊」さんからお話を伺いました。

 

◆どんなことをしている団体ですか?
中之島地域の歴史を調べながら保存、伝承していこうと活動しています。2011年の発足以降、中之島地域に所縁のある偉人や地域の特色にスポットライトを当てたDVDを制作し、映像として地域住民に再認識してもらおうと取り組んでいます。これまでに8本作りました。

他にも、中之島コミュニティセンターを会場にした年4回の歴史講座は今年で3回目。毎回40名程の方が集まってくれ関心の高さも感じています。2年前からは、中之島コミュニティセンターの展示スペースを借り、3カ月ごとに展示も始めました。メンバーが集めた、偉人にまつわる遺品や所縁の品を見てもらい、体感してもらうことを大事にしながら活動をしています。

 

◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みを教えてください
中之島郷土史研究会に入っていたメンバーの有志でふる里伝え隊を立ち上げたのが2011年。長岡市に合併したことで中之島地域としてのこれまでの歩みが埋もれていく危機感を感じ、自分たちのルーツに触れる機会を残していきたいと活動を始めました。なるべくは、色々な人から見て触れてもらい、中之島のことを考える機会をつくっていきたいと思っています。

2017年の10月に「アオーレに中之島の風が吹く」と題した中之島地域の偉人17人を紹介する展示を行いました。多くの人が訪れるところで、偉人たちの肖像画や所縁の品を展示。長岡駅前ゆえ、様々な人から来場してもらいました。地元住民を含め2週間で800名近くが足を運んでくれ、とても賑わいました。準備など大変な労力を払いましたが、大きな反響があり、手ごたえを感じられる機会でした。

 

どんなメンバーで活動しているのでしょうか?

中之島地域在住の8名で現在は活動をしています。地域の小さな歴史を集めていくことは、まとめている人もまだ少ないため、「新しい歴史」を知る楽しさがあります。遺品などの品物から歴史の指紋を辿り、本当の歴史を見ようと、みんな意欲的です。会員以外にも、これまでのDVD制作では、出演や歌、ナレーションなどで地元の小学校や地域住民からも協力してもらっています。10月に実施した初の大型展示会では、ボランティアガイドの会や、顕彰会とも協力。地元のつながりも大切にしています。

 

◆周囲の反応や、やっていてよかったことを教えてください

10月の展示会では、地域住民も多く足を運んでくれ、「良い展示だ」とか、「アオーレに来てみる機会になって嬉しい」と喜んでくれる人たちの姿がありました。こんな風にして、人に喜んでもらえる機会をつくれて嬉しいです。やりがいを感じることができました。

また、展示に来てくれた小学生から、メンバーの一人に「おじさんの宝物は何ですか?」と質問がありました。とっさにメンバーは、「家族や孫かな、、、」と返答。小学生にも宝を訪ねてみると、「仏像とか、神社とか」と答えたそう。そんなやり取りから、メンバーは「宝物はやっぱり子どもだ」と改めて感じたといいます。

自分たちがこうして活動していくことで、中之島地域のことを考えるきっかけをつくれているのではないかと思います。

 

◆今後の活動を教えてください
中之島地域にある文化施設でも展示スペースをつくっていきたいです。そして定期的に展示物も入れ替えることで、多くの人から定期的に来場してもらえるのではないかと思いますし、地域の施設の活用にも貢献していきたいです。

また、小学生などの子どもたちに、自分たち一人一人には可能性と価値があり、大事な存在だということを地域の偉人を知ってもらうことで、伝えていきたいです。
これまでの活動を通して、自分たちから人の集まるところに出ていくことの大切さも感じています。小学校やまちなかなどにも積極的に出掛けていきたいと思っています。

 

 

地域の歴史を通して伝えたいこと「ふる里伝え隊」さんは、らこって12月号で紹介しています。