2018.10.16

活動PichUp!<寺子屋キッズ>

長岡市内で活動する団体を訪問!今回は、学び合える新たな子どもの居場所、寺子屋キッズさんからお話を伺いました。

 

◆どんなことをしている団体ですか?
学校でも塾でもない、新しい仲間たちと一緒に子どもたちが様々な体験を通じて自分でやってみたい事を見つけたり、プログラムを通じて『できた!』という達成感を持ち帰ったりしてもらいたいと平成29年6月から「寺子屋キッズ」をスタート。今年からは畑体験ができるクラスと、親子のコミュニケーションをはぐくむクラスを追加し、とことん体験!とことんチャレンジ!で子どもたちの力が開花できるように活動しています。

 

◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みを教えてください

まちなかキャンパスが行っているまちづくり研究所の第4期に参加したことが活動のきっかけとなりました。それまでは漠然と子どもたちに係わる活動を何かしたい、子どもたちの居場所づくりをしたいと考えていましたが、どんな風におこなったらいいか?どこからはじめたらいいかを悩んでいました。
まちづくり研究所で子育てをテーマに学んだことで、「子どもの主体性を育む活動」がしたいと明確になり、子どもの居場所づくりと主体性を育むワークショップを中心に、長期の休みの時に合わせて寺子屋キッズを開催しました。

 

◆どんなメンバーで活動しているのでしょうか?

メンバーには、保育士や調理師もいて、子どもの成長やかかわりに関心のあるメンバーで運営を行っています。
活動を通して、関わってくれた親御さんが賛同してくれボランティアでお手伝いしてもらう事もあります。

 

◆周囲の反応や、やっていてよかったこと、大変だったことを教えてください

参加者はそれぞれ違う学校に通うお友達なためはじめは、お互い緊張している子も沢山います。しかし、一日のプログラムが終了する頃には“帰りたくない”“また来たい”という参加者の声を聴くととてもうれしいです。

また、プログラムに賛同してくれ、子ども向け講座を行ってくれたり、知識を活かして料理教室の先生を行ってくれたりと、たくさんの方が賛同し私たちの活動を手伝ってくれることが本当にありがたいです。

 

◆今後の活動を教えてください

今年度からは、畑体験ができるどんぐりクラスと、親子のコミュニケーションをはぐくむさくらんぼクラスを追加し、活動の輪が広がっています。
また、昨年から行っているキッズチャレンジショップは、代表の武石がまちづくり市民研究所で「子ども達が主体性を育み自ら考え行動し、子ども達に起業の楽しみを体験してほしい」と発案しました。実際に起業されているプロから働く楽しさを子どもたちに伝えてもらえる関わりを持ち、実際にショップをOPENするまでのワークをする中で、子ども達なりの夢や希望が見つかってほしいと活動していきたいと思います。

 

 

「学び合える新たな子どもの居場所」寺子屋キッズさんは、らこって10月号で紹介しています。