2018.01.11

団体PichUp!<津軽三味線「松越会」>

長岡市内で活動する団体を訪問!今回は、津軽三味線で地域を元気に「津軽三味線『松越会』」さんからお話を伺いました。

 

◆どんなことをしている団体ですか?
長岡市を中心に、地域のイベントやお祭りへの参加、施設などで津軽三味線の演奏を行っています。

 

◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みを教えてください
はじめは、民謡雪之会という会で、伴奏者である地方(じかた)と、立って舞い踊る者の立方(たちかた)などいくつかの教室に分かれていました。会主である関繁男(木田 林松越(りんしょうえつえつ))さんが木田流名取師範という事もあり平成24年頃、津軽三味線演奏に特化した出演依頼が増えてきたことで『松越会』を立ち上げました。

 

どんなメンバーで活動しているのでしょうか?

松越会代表の関繁男さんは、30歳のころに三味線をはじめ、40年が経ちました。当時は長岡地域に教えてくれる人がいなく、市外の師匠のところへ1年くらい通っていました。その後我流で極めています。孫が3歳ころから興味を持ち、小学生になってから真剣に始めるようになり指導にも熱が入りました。

姉の関優里花さん(高校3年生)は、津軽三味線を始めて12年。平成23年より、東京・青森で行われる津軽三味線コンクールに出場、今年(平成29年)5月には津軽三味線コンクール弘前大会ユース級5位に入賞しました。

妹の関明日花さん(中学1年生)は、津軽三味線を始めて7年。津軽三味線コンクールのほかに唄の大会にも出場しています。

 

◆周囲の反応や、やっていてよかったことを教えてください
敬老会や企業の周年記念のほかにも福祉施設への慰問にも訪れ、しっかりと演奏を聴いてもらうことが出来、終わった後握手を求められたりすることがうれしく感じます。
「三味線の糸や皮を張るように、ご覧頂く皆さんの心の張りになれる演奏を心がけています。

 

◆今後の活動を教えてください

これからも、地元長岡市で津軽三味線の演奏を続けていきたいです。そして、ほかの地域にも行けるように三味線の技術を高めたいですね。

若い人にも三味線の楽しさを知ってもらい、一緒に活動できればと思っています。

越路地域のイベントによく出演しているので、ぜひ聞きに来てください。そして、ともに津軽三味線を弾く仲間も募集しています。(特に若い方)

 

 

津軽三味線で地域を元気に「津軽三味線『松越会』」さんは、らこって1月号で紹介しています。