2018.12.13

≪市民活動・虎の巻 ▶ 地域との信頼関係の築き方≫

~その課題、私たちはこんな一手、二手、三手、、、を打って切り開いてきた~

どんな取り組みにも課題は付きもの!地域活動の実践者に聞く、ノウハウコラムです。
試行錯誤を重ねて、自分たちなりの答えを築いてきた一歩先ゆく団体からお話を聞きました。
これを読めば、みなさんの活動にヒントと勇気が湧いてくるかも!

 

越後雪かき道場®を開催するにあたって不可欠なのは、先生役として雪かきを教えられる住民と、食事などのお世話をしてくれる住民です。そんな人たちと協力関係を築くためには、まずその地域をよく知るリーダーや行政などに、道場の主旨や内容、目指すことを理解してもらうことが第一歩。道場開催の意義に共感してもらえれば、後は地域のつながりで人材は掘り起こせます。そして、企画側がどこまで担い、地域にはどこを担ってもらうかを丁寧に話し合うことも大切です。

 

地域側から主体的に活動に関わってもらうためには、やりがいや手ごたえを感じてもらうことが大切だと思っています。そのために、道場の実施前はもちろん、実施後にもみんなで集り振り返りを実施。地域ごとに得意なことや体制、経験値も異なるため、丁寧に話し合い、それぞれに合った役割分担にるよう調整しています。さらに、参加したボランティアからの感想共有も地域側の「やってよかった」という喜びや張り合いといったモチベーションとなるので重要です。そしてうまくいけば、協力体制が変化し、次第に地域側に主体性が生まれてきます。地域側の立場を考えながらこれらの機会を大切に重ねていくことで信頼関係が築けます。

 

「越後雪かき道場®」は、単純に過疎化・高齢化に苦しむ地域に、雪かきの担い手となるボランティアをつなぐといった支え方ではありません。私たちが取り組むのは地域の“受援力”を高体質改善するお手伝いです。地域内の「響き合う人」とつながり、信頼関係を築きつつ、特性に応じて任せる部分と支える部分のバランスを考えて道場を開催しています。最終的には支える部分が小さくなり、やがて自立することが目標です。