2018.01.29

\みんなの声/ 私の『市民活動はじめの一歩』~あのとき、あの場所で~

12/21~1/20までの間で、普段のさりげない「人と人との関わり合い」に改めて目を向ける機会に、との気持ちから月替わりのテーマで皆さんからのメッセージを募集しました。
2018年1月のテーマは、【私の『市民活動はじめの一歩』~あのとき、あの場所で~】

みなさんは市民活動を始めたときのことを覚えていますか?
町内会活動や地域活動などといった市民活動をどんなきっかけで始めたのでしょうか。
「地域のために何かしたかった!」という方もいれば、「先輩に誘われて否応なく…」という方もいるかもしれません。いまの活動が充実していれば、きっかけは何だっていいと言えども、やはりどんな「始めの一歩」だったのか気になるもの。
今月はみなさんが市民活動に関りをもったきっかけのエピソードを募集しました。

 

◆おーしまさん
今から12年前の長岡にUターンしてきた年に、市職員の友人に誘われて実行委員だった父の代わりにほぼ強制敵に参加させられた「全日本丸太早切選手権大会」が最初の市民活動それから8年ぐらいは他の活動してませんでしたが、1年の抱負を「誘いは断らない」にした時から急にいろんな市民活動に関わるように。

長年、丸太を切ったり切らせたりしてきた成果です。おかげさまで楽しい市民活動だらけです。
\(^o^)/

 

◆砂川 祐次郎さん
地域活動を始めるきっかけのひとつは集落総代を任されたことでした。始めて集落総代を任されたのは、あの中越地震から3年目、復興支援員制度が始まり地域活性化に向けて震源地川口がざわついて来た頃の事でした。

始めての総代だった上、復興へ向けた集落活動も同時進行とかなり大変でしたが、集落の皆さんからの支援 協力があり、なんとか一年が過ぎました。そして総代や集落の様々な役が交代になる年度末、やっと肩の荷が降りると思いホッとしていたら、集落の中から「そっちの活動はお前がやってくれ」の一声が。他のみんなも「それが良い」とのことで、引き受ける(やらされる?)ことになりました。これが「竹田元気づくり会議の代表」の始まり。

おそらく竹田集落に暮らして生きている限り、そして誰かが「止めよう」と言わない限り「竹田元気づくり会議の代表」であり続けると思います。そんな代表です。もちろんなる時には「やりたい人ができる範囲でやれる時にぼちぼちやろう」と 強制ではない活動であることを確認したことは言うまでもありません。

そんな「ぼちぼち」な活動ですが、その後の様々な活動の中で沢山のボランティアがやって来ました。そうしてできた多くのつながりは今も続いていて、塞ノ神や元気づくり会議のイベントに今でも顔を出してくれます。久しぶりに会う皆さんの笑顔を見ると「あの時断らずに受けて良かった」と心から思う今日この頃です。

 

◆栃尾地域むすび隊 高橋 さはらさん
こんにちは!栃尾地域むすび隊の高橋です。
私は〈うらやましがられる栃尾〉を目指し活動する“とちラボ”に所属しています。
活動を始めたキッカケは今から3年前まで遡ります。

当時の私は、
「生まれ育った地元で何かしてみたい!」
という気持ちはあったものの、実際、何をどうしたらいいのか分からずにいました。

そんなある日。
私の目に留まったのは地元で開催される〈地域づくり楽(がく)習会〉という講座の告知。
なんだそりゃと思いながらも興味を持った私は会場へと足を運んでみました。
するとそこには20名ほどの参加者が。
「へー。意外に集まるんだなー。」
と、なぜか上から目線でしたが、知り合いもいない場所に単身乗り込んだ(?)ので少しドキドキもしていました。

地域づくり楽習会では、
『自分たちの好きなまちの魅力を考え、発信する』
というテーマで参加者同士意見を交換、発表しました。
他の参加者の意見に耳を傾けていると、
「地元にも面白い考えを持っている人達がこんなにいるんだ」
という新鮮な驚きで胸アツになりました。

会の終了後、この講座で学んだことを実践するために団体を立ち上げた、という話を聞き、良かったら一緒に活動しない?と声をかけてもらいました。
その団体こそ“とちラボ”だったのです。
それから活動拠点探し、ホームページ・SNSページの立ち上げ、イベント開催などなど、仲間たちと一緒に色々なことをしてきました。
年齢も職業もバラバラですが、自分たちの好きなまちを元気にしたいという想いのもと、楽しく活動しています。

 

◆和島地域むすび隊 桑原佑美さん
私がむすび隊に参加したのは友人の誘いでした。地元の行事にほとんど行ったことのない私が出来るのかな!?と不安でした。むすび隊に入ったことがきっかけで、久しぶりに地元のお祭りに行ってみたり歴史に触れたり、少しずつですが地元のことに興味を持ち始めました!和島の良いところをもっと皆さんにお伝えできるよう頑張ります!

 

◆中之島地域むすび隊 おおた けいこさん
親子サークル”POP☆STAR”を立ち上げ、三年目に突入しました。活動を始める前は、隣市のサークルにお邪魔していましたが、先輩ママさんからの「中之島に親子サークルがなければ自分で作ったらいいのでは?」という言葉は私に大きな衝撃をあたえてくれました。今年も、子育ての悩みを共有し、楽しい時間を共に過ごせるサークル作りをしていきたいです♡

 

◆関 達夫さん
毎年8月の第一日曜日に川口の魚野川で「魚のつかみ取り」のイベントがもう10年以上続いています。元々は川遊びが好きな有志の方々の集まりなんですが、私も仕事柄そのイベントに携わった来ました。
最初は言われるままに動いてきましたが、今では来場者のために考えてその意見をみんなに伝える事ができるように成長できました!
続けるって大事ですね!

◆白井 健太郎さん
こんにちは!むすび隊、越路支部の白井です。
今日は、私の「市民活動はじめの一歩」というテーマについて寄稿させていただきました。
まず、私自身、様々な団体活動に身を投じているわけですが、その軸になっていることは「農と福祉」に関わること。
農業は私の生業であり、福祉は私の子供(夏希 6歳:ダウン症)に深くかかわることであります。この、二つのことを中心にそれに付随するテーマを持って活動に臨んでいるわけですが、今回はとりわけ自分が創立メンバーでもある団体のことについてご紹介します。
「ながおか農challeプロジェクト実行委員会」
これは、長岡地域で農を中心としたユニークな取り組みを企画し、地域農産物の積極的な消費拡大やPRをすることを目的として設立されました。主な活動としては、去年、おととしと枝豆を活用した催し「エダマメフェスタ/世界えだまめ早食い選手権」を開催しました。おかげさまで長岡市内や市外、はたまた県外や海外からもエントリーや来場をいただくビックイベントになり本当にありがたい限りです。

ではでは、当団体設立の経緯ですが、私が長岡地域の青年農業士の役員となった時、漫然と「今までのような会のあり方では地域の農業の問題点を解決できない」と思ったからです。「地域の農業問題は多種多様で、いろんな要素が複雑に絡み合っている…これを何とかするにはもっと抜本的改革が必要だ!!もっとユニークでもっと尖ったことをしなくては…!そうだ!長岡は米もすごいがもっと知ってほしい野菜がたくさんある!!よし!枝豆で面白いことやろう!!」というのが発端で(笑)最初は、本気半分、冗談半分みたいなところから始まりました。

とは言え、問題山積は冗談ではなくコメ離れや転作の撤廃、用排水の維持管理問題、土地管理問題、担い手問題、あれやこれ、etc….とまぁやることや考えることはたくさんなのです。それもすぐに取り掛からなくてはいけない問題ばかり。ではそれを改善していくのはいつ?誰がやるの?今でしょ!!そしてどうせやるなら自分でしょ!!と、そんなちょっと前のツッコミのごとくどうせやるならとことん!と思ったのがちょうど2年前。それから、当団体の設立まで2カ月ちょっと。それも農業だけでなく様々な視点が必要だなぁと。

ですので、ながおか農challeプロジェクト実行委員会は私が所属する長岡青年農業士会を軸に、他若手農業者の団体や、JA、行政、異業種などを入れた委員会形式となっております。様々なカラーがあることで、より良く事業を実行できるのも、この委員会スタイルをとっているからかもしれません。

ここまで設立の経緯を紹介しましたが、ここからがようやく(笑)テーマについてです。
市民活動のはじめの一歩は自分の場合、やはり問題解決のための糸口を探る、若しくはそれを解決するために必要だからというカラーの方が強いように思います。市民活動はそれぞれに思いがあるので「そうでなければならない」ということはありません。楽しむため、人との出会いのため、修行のため、などなど…いろんな理由がありますし、人それぞれ。ですが、やはり設立の思いなどはいつも意識して活動するのが大事かなと思っています。
「はじめの一歩が最後の一歩まで」
いつもその気持ちを忘れずに今後も市民活動団体で頑張っていきたいと思います。

◆げっちゅ~さん
「地域活動」というと思い出すのがクリーンデーです。小学校の頃、親や近所の友達と一緒に大きなゴミ袋を持ってゴミ拾いに出かけました。朝早くから、眠たい目をこすりながらゴミを拾っていると意外とゴミが落ちているのに気付きました。毎日通っている通学路なのに。。。「誰かが拾ってくれている」の「誰か」になってみたいなぁと思った瞬間でした。