2018.02.14

≪≪ 市民活動・虎の巻 ≫≫いろんな主体を巻き込むポイント

いろんな主体を巻き込むポイント

特定非営利活動法人思いのほか 代表 栗原 里奈さん

 

特定非営利活動法人思いのほかは、畑で学び、体験し、食べる-生産者が主役の『畑ゴハン塾』と、テーブルで味わい・学び・感動する-お店が舞台でシェフが主役の『Local to Table』を企画・運営しています。他にはイベント出店や商品開発などに取り組みました。農と食を通して豊かな未来を創るべく、活動しています。

活動にはメンバー外の飲食店・生産者の方々のご協力やご理解が欠かせません。

協力者選定には手当たり次第にお声かけをするのではなく、メンバーの人脈を活かし、自分たちのビジョンや想いに共感して頂けそうな方に相談します。

        

イベントは一過性ではなく継続して取り組まなければならないと考えています。そのために気をつけていることの1つに、関わってくださった方々や団体が損をしない仕組みを協力してくださる方々も含めて毎度考えています。協力者決定後は飲食店であればイベント実施日時をあまり負担にならない曜日や時間帯に設定したり、料理の提供方法をお店の意向に合わせたり、イベントのコンセプトを守りながら柔軟に構築しています。お店側としては生産者や新規のお客様と繋がるきっかけになっており、メリットを感じていただけています。

   

イベントのコンセプトはそのままでも内容は毎回違うので手間はかかりますが、参加者のみなさんも関係者もWIN-WINになることで持続可能な事業に育ちます。

自分たちの想いを発信することも大事ですが、協力者やイベントに来てくださる皆様が喜んでいただけるかを意識することも、大事かなと思います。

 

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