2018.02.16

団体PichUp!<木楽な会>

長岡市内で活動する団体を訪問!今回は、木のぬくもりを次世代につなぐ「木楽な会」さんからお話を伺いました。

 

◆どんなことをしている団体ですか?

平成20年12月に木楽な会を発足しました。気軽に建築や木に触れてもらうことと、メンバー同士が気楽にやっていこうというモットーを会の名前に託しています。

活動としては、越路地域を拠点にイベントを自ら企画運営。子どもたちが建築職人を身近に感じてもらえるようにジャングルジムやジャンボ積木、滑り台、木馬、など多種多様な木製遊具を作製しました。

また、その木製遊具を持参して地域のイベント(こしじ秋まつりやスノーフェスティバルなど)に参加・協力をしています。定期的に集まってものづくりや建築について考え、意見を交わしあったり、時には木工製作を通じて地域貢献をしています。

 

◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みを教えてください

工務店に建築を依頼することも少なくなってきて、地域の人と触れ合う場が少なくなってきた。また、地域に建築に携わる職人(大工さんなど)、後継者が減ってきていた。そこで、越路地域の建築関係有志が集まり、木(木材や建築)を身近に感じてもらうきっかけとして、自らイベントを企画したことがスタートです。

 

どんなメンバーで活動しているのでしょうか?

建築職人(大工、鍛冶工、板金工、設計士、配管工、塗装工、左官工など)の集りです。

 

◆周囲の反応や、やっていてよかったことを教えてください

遊べる木製遊具は、イベントに参加している子どもたちが楽しく遊んでくれています。

また、スノーフェスティバルでは毎年入り口のモニュメント(招き猫)の製作にも協力。地域の方からも「越路地域を盛り上げてくれている」と認知も広がっているように感じます。

 

◆今後の活動を教えてください

今後も地域イベントなどに継続的に参加協力していきたいと思っています。我々の作った木製遊具や木工製作を通して、子どもたちが気軽に木に触れることで、建築やものづくりに興味を持ってもらい、将来につながってくれればいいなと思っています。

 

 

木のぬくもりを次世代につなぐ「木楽な会」さんは、らこって2月号で紹介しています。