2018.02.20

団体PichUp!<川口そばネット>

長岡市内で活動する団体を訪問!今回は、そば打ちでつながる地域の輪「川口そばネット」さんからお話を伺いました。

 

◆どんなことをしている団体ですか?

川口地域で開催されている雪まつり「雪洞火ぼたる祭」でそばの出店をしています。

他には、道の駅あぐりの里に出店したり、小学校の授業でそば打ち体験を教えたこともありました。

 

どんなメンバーで活動しているのでしょうか?

川口地域の複数の地区が集まって活動をしています。

主には、和南津地区と、田麦山地区、木沢地区のそば愛好家団体でネットワークを構成。約20名のメンバーで、イベントによっては盛り付けや配膳などメンバーの奥さんが手伝ってくれています。他にも他地域から個人で参加してくれている人もいます。

 

◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みを教えてください

それぞれの地区で、活動の始まりが異なりますが、和南津地区は2004年に起きた中越大震災以降、栃木県から来てくれていたボランティア団体がそば打ちをしていたことから、地区内でも一緒に打つようになりました。

田麦山地区では、和南津地区に習い2008年から田麦山そばの会をスタート。小学校で子どもたちと一緒にそば打ちをしていました。

そして、木沢地区では、里山食堂という週末を中心とした地域の拠り処を兼ねたそば屋の営業をスタート。

川口地域の中で、そば打ちに取り組む団体が増えたことで、一緒にできることがあったらいいのではとの声を受けて、2010年の年末にネットワークを発足。2012年2月の雪洞火ぼたる祭で共同のそば屋出店を果たしました。

 

◆周囲の反応や、やっていてよかったことを教えてください

食べたお客さんが喜んでくれることが多く、それはやっぱり励みになります。そして、市外の人が、そば粉を買いに来てくれることもあるんです。嬉しいですね。

あとは、ネットワークを組んだことで、他の地区とそばの打ち方の話ができ、技術が上がりました。地区を超えて、打ち方を研究しながらやっています。今までになかった地区間交流の機会です。

 

◆今後の活動を教えてください
川口には大きくて立派な古民家があるので、そこを会場に、年越しそば打ちイベントを企画してみたいです。参加者は108人。みんなでそばを打って、近くにある木沢地区の神社で鐘を一人1回撞く。そんな年越しもきっと楽しいのではないかと思います。いつか実現してみたいですね。

 

そば打ちでつながる地域の輪「川口そばネット」さんは、らこって2月号で紹介しています。