2019.06.18

活動PichUp!<優香の会>

長岡市内で活動する団体を訪問!今回は、香道のまち与板を広める、優香の会さんからお話を伺いました。

 

◆どんなことをしている団体ですか?
城下町である与板で嗜まれていた「香道」を現代でも楽しみ、広める活動を行っています。

 

◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みを教えてください
代表の石丸さんは、県外出身者で与板の事をいろいろと知りたいと思いながら、長年茶道を学ぶ中で「香道」を知り、さらにかつて与板で「香道」の席が開かれていたことも知ったそう。日本の中で与板にしかないと思われる、「香道」に関する貴重な宝があることを知り、ますます「香道」を広める活動をしたいと想いを強くしました。そこで、与板コミセンを会場に、住民の夢を実現する事業「夢会議」に「香道」を広める活動を提案したところ採用され、コミセンで定期的に活動を始めました。

 

◆どんなメンバーで活動しているのでしょうか?
「香道」に興味を持った10人が中心に活動し、毎回の席では一般参加者が30人から40人。リピーターが多も多くいます。

 

◆周囲の反応や、やっていてよかったこと、大変だったことを教えてください

楽山亭の「きものデー」とタイアップし、きものを着て「聞香」を楽しむ企画を行い、参加者から喜んでもらいました。体験できる機会の少ないものなので、長岡市外の方も多く参加してくれています。
与板小学校でも体験教室を行いましたが、普段やんちゃな子どもたちがお香の香りを聞く場面では、静かに体験して先生を驚かせていました。

 

◆今後の展望を教えてください

リピーターが多いことはうれしいですが、より多くの初心者の方からも参加してもらい、知らなかった人に知ってもらえるようにしていきたいです。

日本の古典文学と通ずるものなので、古典文学を学ぶ中高生に知ってもらう機会を作っていきたいです。

 

香道のまち与板を広める、優香の会さんは、らこって6月号でご紹介しています。