長岡市内で活動する団体を訪問!今回は、地域のナナメの関係づくり、しろうまる食堂さんからお話を伺いました。
◆どんなことをしている団体ですか?
「四郎丸地域でも子ども食堂を作りたい」と仲間を集め昨年11月より四郎丸コミュニティセンターで活動を始めました。毎月1回金曜日を中心に『しろうまる食堂』を開催しています。毎回50名前後の方が参加され、多くの方からの支援や協力をもらい、子どもたちが家族や先生、友達の関係だけではなく、多世代がつながれるナナメ関係づくりを目指して活動しています。
◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みを教えてください
メンバーの一人が子ども食堂を立ち上げたいと、小学校の図書ボランティアだったメンバーに声をかけ仲間集めをしました。また、ママたちのつながりから賛同者も増え、2018年度は11月から長岡市市民活動推進事業補助金を利用し、月一回開催の子ども食堂をスタートしています。
◆どんなメンバーで活動しているのでしょうか?
当初は4人で立ち上げましたが、現在は多くの方々が、調理や子どもの見守り、食品の調達や運営補助まで行っています。
参加者は毎回50名前後でしろうまる地域の親子や小学生の参加がとても多いです。
最近は、学生さんたちがボランティアに来てくれることもあり、活動の輪が広がっています。
◆周囲の反応や、やっていてよかったこと、大変だったことを教えてください
まだ活動して期間は短いですが、子どもたちの成長を感じることができる事です。はじめはお客さんのように利用していた子どもたちが、自分より下の子のお世話をしたり、配膳や片付けのお手伝いをしたり、一人一人が自分で考え仲間たちと協力しながら活動している姿を見るのが喜びです。
また、参加はできなくても気にかけてくれる方がとても増えました。
野菜の寄付や協力してくれる団体もあり、昨年はろうきん長岡支店さんからも寄付金を頂き感謝しています。
◆今後の展望を教えてください
夏休みの特別企画や学生さんとのコラボなど新しいことにもチャレンジしていきたいです。
また、貧困や子育ての悩み、孤食など様々な方の「困った」をこの活動を通して少しでもお役に立てたらと思っています。
地域のナナメの関係づくりが、住みやすい地域を作ると感じるので、多世代多文化との交流の場として、困ったときに支え合える地域を目指していきたいです。
◆興味のある人参加しませんか?
ボランティアの募集・食材や資金の募集をしています。
また、地域は問いませんので参加してみたい方はぜひご連絡ください。
地域のナナメの関係づくり、しろうまる食堂さんは、らこって7月号でご紹介しています。