2019.08.20

地域をよくするウワサのあの人にインタビュー!【山田 竹紘さん、古口 紘基さん】

市民活動に取り組む団体には、状況を整理して舵取りをする人、実行部隊として目的を着実に遂行するのが得意な人、ユーモアでみんなを和ませるムードメーカー、ピンチの時には、スポット的に手を貸してくれる存在も現れたりと、色々な人が関わって成り立っていることが多くあります。

それぞれの人たちが、自分の生活の中で活動に充てられる時間や能力を提供し、様々な形で関わっています。

では、実際にどんな人が、どのように活動に関わっているのでしょうか。
活動を支えている「あの人」を訪ね、活動の実際のところをアレコレ伺ってきました。

 

今回ご紹介するのは、子どもたちが安心して学べる環境づくりに汗流す若き兄弟、山田 竹紘さんと、古口 紘基さんです!

やりながら考える。兄弟二人三脚で長岡に生み出す、子どもたちの居場所
山田 竹紘さん
古口 紘基さん

小中校生を対象に、放課後の学びや不登校生徒の学習支援を行う「特定非営利活動法人学びスペースあうるの森」。運営するのは兄の山田竹紘さんと弟の古口紘基さん兄弟です。

学生時代から教育環境を研究してきた山田さんは、不登校の生徒が学校以外でも学力や社会性を身につけられる選択肢を増やそうと、自ら事業立ち上げを決意。26歳の時にUターンすると、とにかくチャレンジしてみようと古口さんを誘い、2013年にあうるの森を始めました。当初ひと桁だった生徒数は、教育委員会との連携やメディア掲載が増えたことで、現在は25名になっています。

これまで山田さんが事業を通して大切にしてきたことは、生徒に成功体験の機会をつくること。「近隣の幼稚園でのボランティアや英検などの検定試験、そして演劇などにチャレンジしています。できることを増やして自信を付けてほしいんです」。

代表として、事業の舵取りを担う山田さんに対し、古口さんは前職に介護職を選ぶだけあって世話好きで、親身に生徒に寄り添う親のような存在。「生徒との会話の中で出た要望をもとに、月1回のイベント企画や演劇発表を実現してきました。生徒が喜ぶ姿にやりがいを感じています」。二人はそれぞれの特性を活かしながら生徒と向き合ってきました。

▲生徒発案で行った演劇は、脚本、衣装、ステージセット全て生徒たちの手作り。昨年11月の発表会ではハプニングもみんなで乗り越え、見事にやりとげました。

 

「生徒の多くは不登校であることに後ろめたさを感じつつも、ここに来ると学校で感じた違和感や受け止めきれなかった出来事を、鉄板ネタとして披露し笑い合っている」と山田さん。それぞれの違いを肯定しながら、これからも子どもたちが安心して集い、成長して行ける場を広げていきたいと二人は語ってました。