2019.08.22

活動PichUp!<チャレンジライフ>

長岡市内で活動する団体を訪問!今回は、農薬や化学肥料を使わないエコ農法を推進、チャレンジライフさんからお話を伺いました。

 

◆どんなことしている団体ですか

<チャレンジライフ>

「人生100年時代、高齢者がいきいきと自分らしく健康で生きがいをもって生きていくには、何よりも活動できる場所や働ける場所があること、そして人とつながることが何より大切です。

私たちの目的は、SDGsを意識し、誰一人取り残さない(インクルーシヴ)持続可能な社会づくりに向け、安全・安心でおいしい野菜づくりを普及させるとともに、有機農産物の情報発信、有機農業への理解を図り、次世代を担う子供たちに食べてもらうこと、高齢者の健康と生きがい作り、そして高齢者・障害者等の自立支援を行っていきます。

 

◆活動を始めたきっかけを教えてください

代表の神林さんは、まちなかキャンパス『まちづくり市民研究所』で「食の資源循環で長岡を元気に!」をテーマに食について研究していました。ある講座をきっかけに、知り合った今泉さんと2018年「チャレンジライフ」を立ち上げました。

★2018年の活動は
・「農薬・化学肥料を使わない安心で美味しい野菜作り」講座(3回)を「まちなかキャンパス」で開催23名参加。

・藤橋遺跡の隣の耕作放置地を開墾し、「みんなの体験農園」開園し20区画を整備し、鍬などの道具や肥料は備え付けており、自由に使用可能とした。

・親子体験講座を開始、親子12組と技大の先生・生徒も加わり、10月収穫祭は約40名が参加し、芋ほり、落花生を収穫、トン汁を作り、楽しかった1年を振り返りました。

★2019年の活動は
・「長岡市ふるさと体験農業センター」での講座や親子体験講座を開催。また、技大に園芸部ができ一緒に畑づくりを行っています。新たに藤橋の耕作放置地を整備し、体験農園と生産・販売用区画を整備し講座受講者などが利用しています。

 

◆どんなメンバーと活動しているのですか?

現在会員は12名で無農薬野菜づくりに興味があるメンバーが活動しています。

 

◆周囲の反応や、やっていてよかったことは

みんなの体験農園をスタートし、親子で参加してくれたり、大学生が関わってくれたり、活動の輪が広がってきました。
また、今年チラシを学校関係に配布することができ、安全で安心な野菜の啓発につながっていると感じてます。

 

◆今後の活動を教えてください

2020年には、生産販売を本格化していきたいと考えています。また、畑を使った高齢者や障がい者等の自立や就労支援の場としても活動していきたいです。

そして、未来ある子供たちに食育と感性を養う活動として、野菜づくりの体験を通して、食べ物の大切さ、命の大切さを感じ学び、楽しく食育をしながら、土に触れる体験や種・苗から育て収穫する喜びは、食育のみならず感性を養う貴重な体験の場になったらと思っています。

 

連携先を募集しています

  • 野菜作りを通して、障がい者等の自立・就労支援を行っていきたいので、連携できそうな福祉団体さんがいましたらお知らせください。
  • 農薬・化学肥料使わない野菜作りをしたい保育園、小学校がありましたら、協力できることがあるかもしれませんので、ご一報いただけると嬉しいです。

 

 

 

農薬や化学肥料を使わないエコ農法を推進、チャレンジライフさんは、らこって8月号でご紹介しています。