~その課題、私たちはこんな一手、二手、三手、、、を打って切り開いてきた~
どんな取り組みにも課題は付きもの!地域活動の実践者に聞く、ノウハウコラムです。
試行錯誤を重ねて、自分たちなりの答えを築いてきた一歩先ゆく団体の取り組みにはヒントがたくさん。
これを読めば、みなさんの活動にヒントと勇気が湧いてくるかも!
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NPO法人や市民活動団体を始めとする非営利活動団体が活動する中でぶつかりがちな「お金を稼いでもいいの?」「非営利ってどういうこと?」という疑問。お金をもらうことそのものは営利活動ではなく。端的に答えると非営利団体でもお金を稼いで構いません。『非営利』の意味をしっかり理解した上で、適度にお金を稼いで、活動の持続と課題の解決を達成させましょう!
非営利団体の活動にも当然経費がかかるため、その経費をまかなわなければ活動を続けられませんので、イベントの参加費や会費などから収入を得ることは問題ありません。
収入から支出を差し引いた残りのお金を営利団体では「利益」、非営利団体では「剰余金」と言いますが、営利団体では利益を株主などに分配できる一方で、非営利団体は剰余金を分配することは出来ず、すべて事業に使う必要があります。また、団体を解散した後に残るお金や資産(残余財産と言います)を配分することも出来ません。
必要以上にお金を貯め込まず、事業に必要な資金として活用するのが基本です。広報費、物品購入などのほか、以下の視点も留意して公益のため計画的に使いましょう。