地域活動を支える企業をご紹介!
今回は、障がいのある子どもの就労体験受け入れを行う、魚楽(ぎょらく)さんにお話を伺いました。
◆企業の概要を教えてください
先代は古くから槇山町で鮮魚店を経営してました。現在の店主伊藤さんは、親戚のお店を継ぐために根室から移住し長年この地で商売をしてきました。現在は鮮魚店ではなく、JAZZが楽しめる喫茶スペースを1階に2階には座敷があり、地域に愛される集いの場となっています。
※ホームページより
◆どんな取り組みをしていますか?(活動内容)
2019年5月から障がいがある子どもたちの就労体験を行う「ぷれジョブながおか」の受入を始めました。週1回ぷれジョブの子どもと一緒に店内清掃をしてもらっています。
できるだけ地域の方の目に触れる場の清掃をしてもらい、いろいろな方とのかかわりを作るようにしています。
◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩み、目的を教えてください(動機・設立の経緯)
長年この地で商売をしてきたからこそ、地域への恩返しができないかと考えていた時、知り合いからぷれジョブを紹介してもらいました。まだ始めたばかりですが、受け入れを行い、子どもの素直な気持ちと頑張る意欲に自分の中の世界も広がっています。
◆周囲の反応や、やっていてよかったこと/大変だったことなどを教えてください
活動時は自分の子供のように接しています。反省会を毎回行い、昨日よりも今日、今日より明日と向上心をもって活動する姿に心を打たれています。何回か繰り返し活動するにつれ、変化が出てきました。
自分で考え行動ができるようになり、活動者の成長を感じることができたのがうれしい事です。また、活動後の反省会を通してコミュニケーション力もつき活動の意欲につながっているのが見えてこの活動を受け入れて本当に良かったと思っています。
◆今後の展開を教えてください(将来・展望)
ぷれジョブの活動は要望があればいつでも受けたいと思っております。また、いつか希望があれば受け入れた子どもを従業員として迎え入れたいと考えています。
これからも“スイングした人生”を皆さんと共に過ごしたいと考えています。
お店には、ジャズが流れるアンティークスピーカーがあり、地域の方々が囲む飲食スペースとなってます。これからも地域に愛されるお店としていきたいと思います。
障がいのある子どもの就労体験受け入れを行う、魚楽(ぎょらく)さんはらこって9月号でご紹介しています。