2020.01.24

親子の学び合いで広がる未来|発達障がいのためのコロロ親子の会【活動Pick Up!】

長岡市内で活動する団体を訪問!

今回は、『発達障がいのためのコロロ親子の会』さんを伺いました。


◆どんなことをしている団体ですか?

発達障がいや自閉症、言葉の遅れや集団に適応できないなど、行動に問題を抱える子どもたちのために、“コロロメゾット”という療育方法を学び、実践しています。音楽に合わせて運動したり、暖かい時期はトレッキングなど親子活動を中心に活動中。親が集まり学ぶ定例会では、少し先の先輩方の話が聞けお互いの学び合いにもなっています。

◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みを教えてください

長岡で2010年に会を立ち上げ、まもなく10年を迎えます。東京にあるコロロ発達療育センターのプログラムを使い、親子の学び合いを行っています。
現代表小黒さんが当会に出会ったのは、息子さんが三歳の時。最初はなかなか溶け込めなかったが、徐々に、同じ障害のある子どもたちと関わり、参加することで、自分も学びながら、ここで子育てをしたいと感じたそうです。
同様に、同じ思いをもった家族で運営しているのがこの会の特徴です。

◆どんなメンバーで活動していますか?

現在は市外からの参加者もおり12組で活動しています。
音楽を聴きながら体を動かす運動や、トレッキングを行っています、山登りは道が狭いので子ども自体も一本道を歩くことで集中できるし危険を感じ注意力がつくということでよいトレーニングになっています。

◆周囲の反応や、やっていてよかったこと/大変だったことなどを教えてください

自閉症の子どもを持つ親の想いも共有し、それが励みになり、そこから共有だけではなく前向きに活動につなげていけることが、参加者のやってよかったにつながっていると思います。

「療育の主体は親にあり」といいますが、親が生きている間にできる事をやっておきたいと考えています。

◆今後の活動を教えてください

目標は、グループホームを立ち上げる事。
そして、この療育法を使い助かる人がふえてほしいと考えています。
子ども達が人間らしく過ごせる、場を作っていきたいです。

 

 


『発達障がいのためのコロロ親子の会』さんは、らこって2020年1月号でご紹介しています。