2020.02.17

無理せず“ぼちぼち”が継続の秘訣|竹田元気づくり会議【活動Pick Up!】

長岡市内で活動する団体を訪問!

今回は、『竹田元気づくり会議』さんを伺いました。


◆どんなことをしている団体ですか?

長岡市川口の中山にある竹田集落で景色の良さを活かしたイベント「かんじきウォーク」の開催や、集落の案内看板の整備、遊歩道の整備などを行っています。

看板は手作りで毎年春に設置し、秋になると冬に備えて取り外し作業を行っています。

◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みを教えてください

中越大震災前に10世帯あったが、震災後7世帯に減ってしまい、「なんか寂しくなったね~」という住民の声から始まりました。

「竹田集落の良さってなんだろう」「自慢できるものは何か」などといったテーマのもと1年間ワークショップを重ね、集落の人達の中で「まずは自分たちができることから始めてみよう!」という気運が醸成されました。その後、竹田元気づくり会議の前身となる竹田元気づくりの会が立ち上がりました。

◆どんなメンバーで活動していますか?

集落の7世帯、15名で主に活動していますが、「竹田集落が好き」という方であればみんなメンバーだと思っています。

活動当初から、移住者を増やすことよりも今で言う交流人口を増やしたいと言っていたので、イベントに来てくれる方もみんなメンバーですね。

◆周囲の反応や、やっていてよかったこと/大変だったことなどを教えてください

今年12回目となる「かんじきウォーク」は冬になると問い合わせがくるくらいリピーターも増えてきています。

雪の状況をみてルートを決めているので、毎年参加しても楽しいでもらえているのではないかと思います。

イベントを行うのも、集落の人が顔を合わせる機会になればと思っていた部分もあり、誰も「今年はやめよう」と言わないので、楽しんでもらえているんじゃないかなと思います。

無理せず“ぼちぼち”でゆるく続けいることが良いんだと思います。

◆今後の活動を教えてください

集落の人口が減っていくのは普通なことで、人が減り大変になればイベントもやめるのが普通なことだと思っています。

そんな当たり前も示しつつ、そこでどう楽しんで暮らしていけるかが大事かなと思います。これからも無理せず“ぼちぼち”やっていきたいです。

◆その他

第12回かんじきウォークの開催が3月1日に決定しました。2月27日まで参加者募集を行っていますが、先着20名に達しますと締切となりますので、お早めにお申し込みください!

 

 


『竹田元気づくり会議』さんは、らこって2020年2月号でご紹介しています。