2020.03.03

ごみを資源に豊かな社会づくり|株式会社 丸共【活動Pick Up!】

地域活動を支える企業をご紹介!

今回は、『株式会社 丸共』さんを伺いました。

 


 

◆企業の概要を教えてください

昭和36年に創業し、ごみの収集・運搬・処分・リサイクルを行う会社です。

また、中間処理製造業をテーマに、産学官民の協働で一般家庭から回収した枝葉を焼却し、その熱源を電気に替え、野菜を育てる事業をグループ会社で展開。今後は、ごみを資源に豊かな社会を作りたいと考えています。
創業 59年 従業員数 59人  ホームページより

 

◆どんな取り組みをしていますか?(活動内容)

「街を磨き、会社を磨き、人を磨く。」の企業理念基に、環境と経済を両立させた持続可能な社会の推進を目指しています。
その中で、企業の社会的責任として、災害時の廃棄物の収集や復興支援にいち早く動けるよう取り組んでいます。今年度も台風19号の被害があった長野に支援に向かいました。

また、3年前より毎月1日にごみ拾いをする市民団体「PICKING UP MIND」の活動にも参加し、拾ったごみの処分やリサイクルのお手伝いをしています。
企業として出来ること(拾ったごみの処理)で、参加者の活動のハードルを下げることができ、活動が持続可能になることを願っています。

最近では、産学官民の協働事業として株式会社 クリーンリードを立ち上げました。これは一般家庭から回収した枝葉を焼却し、その熱源を電気に替え、野菜を育てる事業です。
水耕栽培のバジルやグリーンリーフを栽培し雇用の創出やエネルギー循環に力を入れています。

 

◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩み、目的を教えてください(動機・設立の経緯)

毎月1日にごみ拾いをする市民団体「PICKING UP MIND」へは、社員の一人が参加したことから協力がスタートしました。企業としてできることを実現し社会貢献につながればと思っております。

SDGsの取組にも賛同し事業に取り入れています。「7番エネルギーをみんなにそしてクリーンに」や「9番産業と技術革新の基盤をつくろう」、「12番つくる責任つかう責任」の目標達成に向け、事業として展開したり、啓発活動を行うなど、地球環境にも配慮した企業を目指しています。

 

周囲の反応や、やっていてよかったこと/大変だったことなどを教えてください

「PICKING UP MIND」の参加から得た物はたくさんあります。参加者同士のつながりや、参加者へのごみ処理に対する啓発にもなりました。
これからもごみを資源に豊かな社会を作りたいと考えています。

 

◆今後の展開を教えてください(将来・展望)

中間処理製造業をテーマに、今後は、ごみを資源に豊かな社会を作りたいと考えています。
ゴミの処分を減らし、リサイクルから生まれる製造業がさらに発展するよう、様々な機関と協働しながら、取り組んでいきたいです。

 

 


『株式会社 丸共』さんは、らこって2020年1月号でご紹介しています。