2020.06.12

市民活動・虎の巻|市民活動のネット会議ツール活用

どんな取り組みにも課題は付きもの!地域活動の実践者に聞く、ノウハウコラムです。
試行錯誤を重ねて、自分たちなりの答えを築いてきた一歩先ゆく団体の取り組みにはヒントがたくさん。
これを読めば、みなさんの活動にヒントと勇気が湧いてくるかも!


ネット会議ツールは、誰もがどこにいてもインターネットを通じて、気軽につながることができる便利なツールです。最近では、新型コロナウイルスの影響で出勤や外出が制限され、テレワークやオンライン飲み会などでネット会議ツールが盛んに用いられています。都合の良い時間もいる場所もバラバラなメンバーが集って活動する市民活動において、ネット会議ツールは個人の事情に合わせて使うことができ、非常に相性がよく便利です!これを機に団体活動に活用してみませんか?

 
会議

遠方または、時間の限られた人とも簡単に「打ち合わせ」や「会議」ができます。

イベント

「セミナー」や「座談会」、「ステージ発表」など、様々なイベントをオンラインで開催できます。


Zoom

✓招待したメンバーと話せる
✓最大1,000人まで(無料は100人)が参加できる
✓画面上に資料データを映しながら話ができる
https://zoom.us/

推奨シーン

大人数が参加できるイベントや会議など

Messenger、LINE

✓互いに事前承認したメンバーと話せる
✓LINEは最大200人、Messengerは最大50人まで参加可能
✓日常的に使い慣れている人が多く、手軽にできる
https://www.messenger.com/
https://line.me/ja/

推奨シーン

団体メンバー内の打ち合わせや相談など

※MessengerやLINEは無料で使えます。Zoomは無料で使うこともできますが、利用時間や人数に制限があります。詳しくは公式HPをご覧ください。



主に、打ち合わせや座談会、個別相談でZoomを活用しています。会員が集まっての活動が難しい状況の中、顔を見ながら話せるので安心感があります。外出や時間を合わせる手間が省け、誰かにお子さんを預けなくとも気軽に参加いただけています。

 

【Q1】 パソコンを持っていないのですが、ネット会議に参加できますか?

【A1】 スマートフォンでも参加することができます。パソコンだと、画面に表示できる人数が多く、使える機能も多いので、主催者はパソコンがあると便利です。

【Q2】 プライベート空間や自分の顔を映したくないときは、どうしたらいいですか?

【A2】 Zoomでは、自分が写っている背景を変えたり、カメラ機能をオフにすることもできます。LINEやMessengerでは、グループ通話だと顔を出さずに話をすることも可能です。


本記事は、らこって2020年6月号でご紹介しています。