2020.09.25

竹の特性を活かして商品開発|竹姫工房わしま【活動Pick Up!】

活動Pick Up!|竹姫工房わしま

 

長岡市内で活動する団体を訪問!
今回は、『竹姫工房わしま』さんにお話を伺いました。

 


◆どんなことをしている団体ですか?

和島地域の竹林伐採作業・保全を目的に、地域の男性8名で伐採後の竹をパウダー状にし、土壌改良や雑草抑制に効果が期待できるとして道の駅で販売してきました。また、令和元年に女性メンバーを加え、女性ならではの発想で、竹が持つ消臭効果や乳酸菌発酵を活かした「ぬか床」を考案し販売したところ、発酵ブームと重なり大人気となりました。

地域の共同墓地の管理(会員45軒)。年一回のお墓参りの前の草刈り作業他、荒廃の竹林伐採作業及び竹林の保全管理。

◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みを教えてください

平成28年頃から佐渡市で竹林整備をして竹の子生産で、助成金交付金を活用して地域活性化を目指している新聞記事をみて、我々の環境に似ているので最寄りの支所担当と相談して交付金制度の内容説明を受け、里山林と地域住民を繋げる(森林・山村多面的機能発揮対策)の内容説明を会員メンバーに理解して頂いて、竹林工房和島を設立し林野庁指導の事業申請いたしました。

◆どんなメンバーで活動していますか?

墓地会員の中から、男性8名、女性5名(女性は令和1年1月から)

◆周囲の反応や、やっていてよかったこと、大変だったことなどを教えてください

荒廃の竹林を伐採処理することで、景観が良くなり皆さんから「綺麗に成った」と喜ばれました。女性会員から入会してもらって大変良かったです。手作業など女性の感性が大いに活躍。

大変なことは、竹の伐採作業が大半傾斜地であることと、雨天で作業ができないこと。

◆今後の活動を教えてください

伐採した孟宗竹の効能を引き出して商品化販売で地域おこしに貢献したい。女性の感性ならでわの商品を作りたいです。

二期目の作業に着手し、地域景観活環境がよくなり住民とのつながりを図りたいです。

◆その他(募集中・告知したい・困ったことがある 等)

ネットワーク募集の告知をしたい。
大量生産体制に対する設備器具等を充実させたい。

 

 



本記事は、らこって2020年9月号でご紹介しています。