2020.09.29

未来の環境を考えて行動する|大森木工株式会社【活動Pick Up!】

活動Pick Up!|大森木工株式会社

 

長岡市内で活動する団体を訪問!
今回は、『大森木工株式会社』さんにお話を伺いました。

 


◆企業の概要

【事業内容】
木製建具・オーダーメイド家具の製造販売取付を行っています。
一般住宅から店舗や公共工事まで幅広い分野で「ものづくり」をしています。
創業 1910 年  従業員数 10 人

◆取り組み(社会貢献活動の内容)

【ECO】木材を削ると出るオガ屑を、酪農家さんが回収し家畜の敷布となり排泄物と混ざり合った後、農家のたい肥として再利用されています。

【ワークショップ】不定期で対象は主に学生ですが、木工体験教室を開催しています。(はし、本棚、ゴムで動く車、ほか)

【アート】廃棄処分される木材を地元アーティストに引き取ってもらっています。

◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みや目的(社会貢献活動を始めた経緯)

【ECO】ゴミ問題に興味がありましたし、処分費がかかることに何か策は無いかと考えていたところ、酪農家さんをご紹介いただき現在に至ります。

【ワークショップ】ご依頼いただき、快くお受けしています。

【アート】純粋に応援しています。

◆周囲の反応や、やっていてよかったこと、大変だったことなどを教えてください

【ECO】このように呼んで頂けたことがやっててよかったことですし、一向に解決しないゴミ問題の中、ライフサイクルの一環に入れている実感は嬉しいです。

大変なのはこれからで、受け入れ拒否した中国を皮切りに我が国のゴミ問題はより深刻になっていくでしょう。廃棄し続けたゴミは生態系を崩しています。

なので今までは廃棄物でも、リサイクル出来る可能性があるものは、知恵を出し合い異業種コラボが生まれていけば少しずつですが、解決の糸口に成りえるのでは無いでしょうか。何か提案があれば教えて頂きたいです。

◆今後の活動を教えてください

年間150万トンものゴミを輸出している日本、わかっていても便利な生活を変えることはなかなか難しいです。未来に向けて企業が、ひとりひとりが理解し意識することが大切ではないかと考えます。明るい未来を作りたいじゃないですか。

 

 



本記事は、らこって2020年9月号でご紹介しています。