今回は「新潟ワイルドライフリサーチ(通称:ワイロン)」会長の
山本 麻希さんをご紹介します。
長岡技術科学大学 生物機能工学専攻の准教授として活躍をしている山本さん。
専門はサル・クマ・イノシシ・シカ・カワウ・カラスなどの「大型野生動物」です。
人と野生動物の「共存」のために活動されています。
最近では県内でも鳥獣被害が多く発生していますが、
人が住む里山と野生動物が住む森の境界線が曖昧になっているのが原因のひとつだとか。
人と野生動物は「住み分ける」ことが必要だと力説してくださいました。
ワイロンではプロの知見から行政の皆さんと協働で鳥獣害対策の研修や指導を行ったり、
被害に悩まされる中山間地の集落に出向いて地域に合った支援を行ったりしています。
支援をしていく中で地域の方が「今年は10年ぶりにスイカが採れた!」と喜ぶ顔を見るのがやりがいだそうです。
現在では「ふるさとけものネットワーク」という一般社団法人を立ち上げ、
全国で同じような問題に取り組む団体が連携・情報交換できるネットワークを作りました。
仲間も増え、今後の展開も気になりますね!どうぞお聴き逃しなく!!
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