12月3日(月)の放送は「企業のソーシャルアクション!」シリーズ。
与板町スポーツ広場近くにある「阿部製作所」代表取締役 阿部 修靖さんをご紹介しました。
放送音源/第269回【つながるラジオ】阿部製作所
ガスや水道などのパイプを支える支持金具など、主に金属加工を手掛けている会社です。
配管は天井や壁の中にあるため、なかなか私達の目に触れることはありませんが、
文字通り私達の暮らし・ライフラインを支えるお仕事をされています。
応接室に通されると目に飛び込んでくるのは横山大観の絵画とベトナムの風景を描いたアート作品。
そして「丁寧・しなやか」の企業理念を掲げた額です。
昨年50周年を迎えたという阿部製作所は、空き事務所を「たちばな工房」と名付け
福祉施設の利用者が製品の組み立てや梱包作業をするスペースとして活用しています。
この作業をきっかけに、雇用に繋がったケースもあります。
クリスマスのシーズンにはプレゼントも贈っているとか。
他にも、刑務所への作業提供・スポーツ広場の美化活動・中学生の職場体験受け入れなど
多岐にわたる地域貢献活動に取り組んでいます。
「我々はお隣中之島からやってきた、よそ者。
だからこそ、仕事をさせて頂いている与板の地に恩返しをするのは当然だと思うんです。
それに従業員は地元与板の人も多い。スポーツ広場の清掃や職場体験を通して
親子の絆が深まることも期待しています」と阿部社長は語ります。
ゆくゆくは事業展開をしているベトナムでも、同じような貢献活動をしたいといいます。
横山大観の日本画とベトナムのアート作品、そして「丁寧・しなやか」の文字が
優しく寄り添う応接室に納得の取材班なのでした。
詳しくは「つながるラジオ」をお聴き逃しなく!!!
文・FMながおか 山田光枝
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