2019年4月8日(月)の放送では「優香の会」代表の石丸 優子さんをご紹介しました。
放送音源/第286回【つながるラジオ】優香の会
日本の芸道は「書道」「華道」「茶道」など様々ありますが、
皆さんは「香道」をご存知ですか?
香りは「嗅ぐ」ではなく「聞く」といいますが、香木の香りを聞き分けたりして
楽しむ優雅な嗜みです。(お酒であれば利き酒ですね!)
そんな香道を与板の魅力とともに伝えようと活動しているのが「優香の会」です。
「どうして香道と与板なの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
与板の豪商が「御家流」の香道を大阪から持ち帰り、与板八幡宮(都野神社)で
大きなお香の会を開いたことが「香の掲額」として今も都野神社に奉納されているそうです。
今は与板に住む石丸さんは青森出身。
「もっと与板のことを知りたい!」と思い、中尾和子先生に教えを請う中で
「お香を通して与板の歴史や文化を発信できたら」と感じるようになったといいます。
11月には「香」と呼ばれる大きなお香の会。
よいたコミュニティーセンターでの聞香体験。
楽山苑のライトアップに合わせて行われる「与板de香道」。
その他、与板小学校のチャレンジ学習の授業でも体験をしてもらったとか。
いつもは賑やかな子供たちが、静けさの中で真剣に香りに向き合う姿に先生も驚いていたそうです。
石丸さんは
「子供たちや初めての方にも気軽に体験してほしい。
お香は文学にも通ずるところがあるので、古典を習い始めた高校生に伝えていきたい」
と展望を語りました。
詳しくは「つながるラジオ」をお聴き逃しなく!!!
文・FMながおか 山田光枝