2019年4月22日(月)の放送では「NPO法人 建築・住教育研究会-10分の1組立住宅模型を使った」の
代 表の後藤 哲男さん、
理 事の飯野 由香利さん、小川 峰夫さん、広川 智子さんをご紹介しました。
放送音源/第288回【つながるラジオ】NPO法人 建築・住教育研究会-10分の1組立住宅模型を使った
今年2月にNPO法人化した団体ですが、活動自体は10年以上の歴史があります。
つなラジ史上「一番長くて」「一番分からない」団体名にワクワク。
今回お邪魔したのは長岡市渡里町にあるビルの1階。
大人の秘密基地のような雰囲気にテンションが上がります。
一歩踏み込むと床や壁、天井、本棚、テーブル、イスにいたるまで全てがお手製!
木で出来ていて、良い香りに包まれながらの収録でした。
大学の教授やOB、教育関係者で作るこの団体は
実際の10分の1の模型を使って、子供たちに家づくりについて考えるきっかけを提供しています。
「15年前の中越大震災がきっかけだった。
色んな支援がある中で、自分たちは安全な家の仕組みが分かる子供たちを育てることを選んだ」
と語るのは後藤代表。1年前までは長岡造形大学で教鞭を執っていらっしゃいました。
これぞ「米百俵の支援」なのではないでしょうか。
山古志中学校、北中学校、青葉台中学校など、長岡市内の中学校を中心に出掛け、
実際に模型を使って子供たちに理想の家を設計してもらいます。
「何人家族なのか」「吹き抜けは気持ちいいけど強度が弱くなるね」
「床材を変えるだけで熱の伝わり方が変わる」「日当たりを考えると、キッチンは南向きがいいな」
家族構成を具体的にイメージしながら、それぞれが発表します。
その他、小学生や高校生を対象にしたものもあったり、
市外に遠征したりと幅広く活動されているようです。
詳しくは「つながるラジオ」をお聴き逃しなく!!!
文・FMながおか 山田光枝