2019.06.20

第294回【つながるラジオ】認定NPO法人 UNE

2019年6月10日(月)の放送では「認定NPO法人 UNE」代表の家老 洋さんをご紹介しました。

 

放送音源/第294回【つながるラジオ】認定NPO法人 UNE

 

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栃尾地域は一之貝集落。

自然豊かなこの場所に「UNEHAUS(うねはうす)」はありました。

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中越大震災のとき、長岡市議会議員だった家老さんは

呼びかけても避難所に避難することができない人達の存在を強く感じ、

「余生をそういった人達と共に過ごしたい」と信濃川の河川敷で市民農園活動を始めました。

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家老さんは言います。

「障がい者福祉・高齢者福祉・児童福祉…日本では弱い立場の人の後に『福祉』がつく。

うちでは縦割りじゃなくて、誰でも受け入れることができる『ごちゃまぜ福祉』を目指しています」

 

現在では宿泊施設・レストランの運営の他、田んぼや畑の作業、どぶろくの製造販売、

クロモジを使った商品の製造販売、田畑で獲れた素材を使った食品の加工…などなど

様々な活動を行っています。

これには「活動するボランティアの皆さんに、自分に合った仕事を選んで欲しい」との想いが込められているとか。

 

取材に伺った日は、見附から園芸福祉に携わる団体の皆さんが研修にいらっしゃっていました。

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UNE特製のどぶろくで乾杯☆

その後、みんなで「うねごはん」をいただきます。

 

今回「認定NPO法人」の資格を取ったUNEの皆さん。

それだけ支援者が多いということが分かります。

今後は学生インターンを広く募集し、全国に第二・第三のUNE

「二之貝」「三之貝」が生まれたらと願っているそうです。

 

文・FMながおか 山田光枝