2019年6月24日(月)の放送では「山古志角突き女子部」から
部 長 森山 明子(もりやま あきこ)さん
新潟市担当 山本 位公子(やまもと いくこ)さんをご紹介しました。
放送音源/第296回【つながるラジオ】山古志角突き女子部
山古志牛の角突きも今シーズンが開幕して早2ヶ月が過ぎようとしています。
毎場所、市外県外からも大勢の闘牛ファンが足を運んでいますが
最近、女性ファンが増えたといいます。
そんな女性ファンを更に増やすべく、女性の視点から角突きをPRしていこうと2年前に立ち上がった団体です。
部長の森山さんは大の牛好き。
山古志闘牛会の松井 治二前会長に「一度見においで」と角突きに誘われて以来ファンになり、
2年後には牛持ちになったといいます。
「『牛歩』をイメージしていたのにすごくスピード感があって、作り物じゃない闘いは本当に臨場感がある。
かと思えば牛舎で見せる甘えん坊なギャップにメロメロ」
と目尻を下げていました。
女子部では本場所に物販テントを設けて手作りグッズの販売を行っています。
ポーチやトートバッグ、手ぬぐい、面綱、ブレスレットなどなど。主に部員の皆さんの手作りです。
お馴染みのTシャツも販売しています。
グッズの制作・販売だけではなく、交流会を行って部員同士の親睦を図っているとか。
ロシア出身山古志在住の方にピロシキやボルシチを習ったり、反対に山古志の郷土料理を伝えたり。
小学校1年生から75歳まで、幅広い世代間交流が行われているそうです。
昨年は女人禁制も解禁された山古志牛の角突き。
初めて、愛牛・新志(あらし)を引き廻した森山さんは
「もちろん、嬉しい気持ちはある。
だけど、長く続く歴史を変える決断をした関係者の皆さんは本当に悩んだと思う」
と涙を浮かべました。
今後はニュースレターや牛を見ながらくつろげるカフェなど新しい「モー想」もあるよう。
新潟市にお住まいの山本さんは
「森山さんの引き廻しは本当に輝いていて、私も泣きそうになった。
ニュースレターができたら、新潟でも配って闘牛の魅力を伝えたい」
と意気込んでいました。
常連の皆さんも、まだ足を運んだことがない皆さんも、ぜひ闘牛場へお出掛けくださいね!
文・FMながおか 山田光枝