2020年1月27日(月)の放送では、ながおかHAKKUTSUプロジェクトから
代表の井上 有紀(いのうえ ゆき)さんをご紹介しました。
今回から6回放送で毎年恒例の「夢の種」シリーズをお送りしました。
NPO法人市民協働ネットワーク長岡が主催する「夢の種プロジェクト」とは
長岡をさらに活力ある地域にするため、柔軟で斬新な市民活動をみんなで実現させていく企画です。
井上さんは、「夢の種プロジェクト」で栄えある「たね部門」金賞に輝きました。
放送音源/第324回【つながるラジオ】ながおかHAKKUTSUプロジェクト
「10代の若者たちに読んでもらいたい!」という本を大人達が寄贈し、
若者たちが自分で選んだ本を100円で買えるという仕組みを提案した井上さん。
ご自身も大の本好きといいます。
学生時代、新潟市にあった同じシステムの本屋さんでスタッフをしていた井上さんは
「長岡にもこんな場を作りたい!」と立ち上がりました。
本(多様な価値観)に出逢うことで視野を広く持ったり、
「こんな考え方があってもいいんだ!」と自分の想いに自信を持って欲しいという願いが込められています。
「HAKKUTSU」とは「発掘」。
暗闇のお部屋に寄贈された本を並べ、懐中電灯を使って若者が興味のある本を選びます。
本の表紙には寄贈した大人からのメッセージも添えられています。
夢の種プロジェクトに関して井上さんは
「補助金申請に比べてハードルが低いので応募しやすい。
最初の一歩を踏み出す活動に関して、情報発信も一緒にしてくれて心強かった」
と笑顔でした。
文・FMながおか 山田光枝