2020.04.13

第333回【つながるラジオ】子どもみらい食堂

2020年4月6日(月)の放送では、子どもみらい食堂から

代表・日吉 均子(ひよし きんこ)さん、

日吉 真実(ひよし まこと)さん、

鈴木 愛香(すずき あいか)さん、

Valentina Rytikova(愛称:ティーナ)さん

をご紹介しました。

 

放送音源/第333回【つながるラジオ】子どもみらい食堂

牧師である真実さんが2016年にドイツへ研修に行った際、

旧東ドイツの教会が町と協働して子供食堂を開く光景に出逢ったことから

全ては始まりました。

 

長岡に帰ってから準備に取り掛かり、2018年には子ども未来食堂がオープンしました。

オープン直前に代表となった、妻の均子さんはこう語ります。

「子どもたちに食の支援、居場所の提供だけではなくて、

 たくさんの『機会』を提供したい」

 

長岡技術科学大学のサークル「TEC」による科学実験教室、

長岡大学の米山ゼミによるプラレール、

広田ゼミ・地域活性化プログラムによる外国文化の紹介、

地域住民による紙芝居、ゴスペル、金魚すくい、織染めなど

食事の前には、地域と協働したイベントも同時開催するとか。

 

食後には、ロシア出身のティーナさんが行う学習支援として

英語のアクティビティも開かれ、大人気だそう。

ティーナさんは

「始まりと終わりには挨拶の歌がある。

 次に来た時には音楽と踊りに合わせて挨拶できるようになる子が多い。

 子供達とコミュニケーションと取ることで、恥ずかしさの壁をぶっ壊したい」

とはにかみました。

 

食堂には新米ママさんも多く訪れます。

看護師の愛香さんは調理を手伝いながらそんなママさんをサポートしています。

「様々な子育ての悩みを聴くことがある。

 お母さん同士で行く場所が無いときも、ここに来ればご飯を食べながら

 地域の人たちが子供を見てくれるので良い交流の場になっている」

と笑顔でした。

 

毎月第4土曜日に開催してる食堂も、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため

今はお弁当に切り替えて活動を続けています。

 

文・FMながおか 山田光枝

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