2020年4月27日(月)の放送では、桜並木と景観を守る会から
副会長・事務局長 伊藤 文彌(いとう ぶんや)さんをご紹介しました。
放送音源/第336回【つながるラジオ】桜並木と景観を守る会
寺泊で桜並木の保全を行っている皆さん。
国道116号線・敦ヶ曽根北交差点を中心に県道長岡寺泊線沿い
東西2.5㎞に渡って植えられた約180本の八重桜をお手入れしています。
一言で「お手入れ」といっても、草刈りや害虫予防剤散布、秋には枝の剪定など
その活動は多岐に渡ります。
平成27年からは桜並木の対岸の堤防に菜の花を植え、大好評だそうです。
平成天皇御即位と用水路改修工事竣工を記念して植樹された八重桜。
花の時期だけでなく紅葉の美しさも次世代に継承したいという想いがあるそう。
平成23年の発足時点では20名だった会員も、現在は74名と大勢の皆さんが支援しています。
そんな活躍から、公益財団法人日本さくらの会が表彰する
平成31年度「さくら功労者」を受賞!快挙ですね!
今年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止を余儀なくされましたが
観桜会の際にはボンボリを設置して親睦を図るなど、地域を明るくする活動を続けています。
寺泊の散策マップで紹介されたり、地元小学校の行事「ふるさと遠足」の立ち寄り地になったりと
地元に愛されるスポットとして認知されています。
伊藤さんは
「最近では寺泊コミュニティセンターで景観について話し合いの場を持たせてもらっている。
空き缶拾いのボランティア活動など、今後は若者の皆さんにも呼び掛けていきたい。
会員は高齢化しているが、会の活動もできる限り続けていけたら」
と語りました。
文・FMながおか 山田光枝