2020年5月4日(月)の放送では、与板削ろう会から
実行委員長 船津 祐司(ふなつ ゆうじ)さんをご紹介しました。
放送音源/第337回【つながるラジオ】与板削ろう会
越後与板打刃物組合の組合長・越後木遊会の会長も務める船津さん。
打ち刃物のまち・与板の特産品をPRし、匠の技術を継承していこうという想いで
打刃物組合や木遊会のメンバーで「与板削ろう会」を立ち上げました。
「削ろう会」は全国組織となっていますが、与板では平成15年から始まったそう。
毎年6月、与板体育館を会場に「越後与板打ち刃物職人祭&ミニ削ろう会」を開催し、
削りの体験や競技、技能伝承講座を行っているほか、与板地域のかじや工房めぐりで
鍛冶の現場を知ってもらう工夫も凝らしているそうです。
(今年は新型コロナウイルスの影響で中止となりました)
船津さんは
「メンバーはそれぞれに個性がある。
根曲がりの木を使って越後の丈夫な家が建つように
それぞれの個性を活かしながら、中身の濃いイベントを年輪のごとく続けていきたい」
と語りました。
文・FMながおか 山田光枝