2020年6月8日(月)の放送では、にいがたイナカレッジから
コーディネーターの井上 有紀(いのうえ ゆき)さんをご紹介しました。
放送音源/第342回【つながるラジオ】にいがたイナカレッジ
県内の農村地域に「多様な担い手を増やすこと」を目的に
県内外の学生と地域を結ぶ役割を果たしています。
中越大震災をきっかけにボランティアや地域活動を住民と共に作り、
中越防災安全推進機構としての活動を経て、2012年にスタートした事業です。
井上さんは東京出身。長岡の暮らしも丸3年が経過しました。
すっかり地域に溶け込んでいる井上さんですが、敢えて「ソトモノの目」も大切にしていると言います。
「外から来たからこそ気付けることや、無知だからこそ言えることもある」
イナカレッジから受け入れた県外の学生の話題で集落内が明るくなったり
世代間交流が増えたりと「ソトモノ」の存在は大きな役割を果たすことも多いようです。
そんなイナカレッジが、新型コロナウイルスの影響を受けている
県内の一人暮らしの学生を対象に「イナカレッジお米レター」プロジェクトを始めました。
これまで学生の受け入れをしてくれた農家さんからお米を提供してもらい、
農家さん直筆のメッセージとプロフィールを添えて学生さんに届けるというものです。
学生さんからはお礼の手紙を送ってもらうことと
食卓の写真をアップしてもらうことをお願いしたそうです。
学生さん達の気合いが見える写真ばかりですね(笑)
井上さんは
「お米レターを第1ステップにして、地域訪問をしたり滞在したりと
より交流が生まれるツアーを企画できればと考えている」
と展望を教えてくれました。
文・FMながおか 山田光枝
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