2020年7月6日(月)の放送では、NPO法人まちなか考房から
大沼 広美(おおぬま ひろみ)さんをご紹介しました。
放送音源/第345回【つながるラジオ】NPO法人まちなか考房
まちなかから長岡全体を盛り上げようと、中越大震災の前年に立ち上がりました。
震災後、復興イベントを手掛ける中で様々なイベント企画に携わるようになったといいます。
「ぶらさんぽ」や「ホワイトエリア」、ハロウィンイベントや中高生とのコラボイベントを開催している他、
長岡ガストロノミー研究会の事務局も担っているという大活躍ぶりです。
中でも「ながおかバル街」は代表的なイベントとなり、今年で9年目を迎えるはずでした。
今年は残念ながら新型コロナウイルスの影響で中止を余儀なくされましたが、
長岡市内でいち早くテイクアウトのまとめサイト『ながおかtakeoutおうちごはん』を立ち上げ、
大勢の皆さんから利用されました。
大沼さんは
「いくらか知名度のあるバル街のページの中に作った。
こういう状況なので、エリアにこだわらず、バル街に出店したことがないお店でも
参加できるようにした」
と話します。日頃まちなかを盛り上げている飲食店さんへの愛を感じますね。
ただ、バル街の中止は大沼さんに大きなショックを与えていました。
「主催者が楽しまなければ面白いイベントなんてできっこない、
というのが『因業(いんごう)』なメンバー達の想い。
3密を楽しむのがバル街の魅力なので、中止せざるを得なかった」
と悔しそうに振り返ります。今後の開催については
「期間や回遊の仕方を変えて、これまでとは違う形でできないかとは考えている」
と前向きな言葉を絞り出してくれました。
他にも、川口地域にできた協議会と連携しながら
川口の古民家やコテージを使ったグランピングなどを企画しているとか。
「いんごう」なメンバー達のまち遊びはまだまだ続きそうです♪
文・FMながおか 山田光枝