2020年7月20日(月)の放送では、みずほ花華会から
代表の山﨑 時子(やまざき ときこ)さんをご紹介しました。
放送音源/第347回【つながるラジオ】みずほ花華会
中之島にあるみずほ団地の有志で、花壇の整備や植栽活動をしています。
会の名前の由来を伺うと
「花植えを通して、関わる人が華やいだり嬉しい気持ちになったりしてくれたら」
という想いがあるそうです。山﨑さんの華やいだ笑顔の秘密を探ってみました。
7.13水害の後に完成した分譲15年ほどのみずほ団地。
山﨑さんは8年前に引っ越してきましたが、水害以前から住んでいる方と
そうでない方が交流するきっかけがなく、つながりが弱いことに気付いたといいます。
整備が停滞している花壇をきれいにすることで
地域住民のつながりを育むことができたらと活動を始めたそうです。
2020年4月に開催した初回の活動には22名が参加。
開墾と草取りを行いました。
5月下旬には長岡市から提供された日日草50鉢のほか、
種から育てたマリーゴールド、ひまわり、百日草などを植えたとか。
力のある男性は豆トラで耕し、女性や高齢者、お子さんは草取りをするなど
できることを「協働」していた様子が伺えます。
会員の中にはお花の大好きな高校生もいるといい、山﨑さんは
「本当に頑張ってくれて、心強い存在」
と話します。
活動を通してポイ捨てが減り、散歩者が増えたそう。
励ましの言葉を掛けてもらえることもあるといいます。
「団地だけでなく隣町内の方たちとも話す機会が増えている。
災害を経験した地域だからこそ、顔の分かる関係を築けたら」
と山﨑さんは期待を込めていました。
文・FMながおか 山田光枝