2021.03.25

第362回【つながるラジオ】サンタ・プロジェクトながおか

2020年11月9日(月)の放送では、サンタ・プロジェクトながおか から
代表の田中 暁美(たなか あけみ)さんをご紹介しました。

放送音源/第362回【つながるラジオ】サンタ・プロジェクトながおか

聖夜、鈴の音と共に子供達に夢を届ける存在・サンタクロース。
誰でもサンタクロースになれるプロジェクトをご存じですか?

クリスマスを病院で過ごす子供達に本をプレゼントするという 「サンタ・プロジェクト」。
2009年に敬和学園大学の先生が始めた活動で、新発田から新潟、長岡、魚沼、さらには長野や神奈川へと広まったそうです。

長岡では2012年に佐藤さんというご夫妻が8年に渡って活動してきました。
その活動を受け継いだ田中さんは、女性と子供の人権を守る「矯風会長岡」という団体で活動をしていたため、今後はグループで進めていくことになります。
そんな中、矯風会長岡のメンバーから声が挙がりました。

「小児科病棟だけではなくて、フードバンクで支援を受けているひとり親家庭のお子さんにも贈ったらどうか」

その声を受け、フードバングにいがた長岡センターと連携し、食料品に本を添えて届けることになりました。

ここまで聴いたらサンタにならないわけにはいきません!
参加書店は次の6店舗です。
◆文信堂書店(CoCoLo長岡店内)
◆コメリ書房(パルス北長岡店内)、
◆蔦屋書店(美沢店、古正寺店、新保店、花園店)

書店には、対象になるお子さんの年齢と性別が書いてあるカードが用意されています。
この中から贈りたいお子さんをイメージし、カード1枚とと本をレジへ。
レジにあるクリスマスカードに一言メッセージを添え、購入した本を預けると子供達に届く、という仕組みになっているということです。

参加して頂いた方には「サンタ認定証」が授与されるとか。
毎年集めている方もいらっしゃるくらい、人気があるそうですよ。

田中さんは
「書店の皆さんからはディスプレイを工夫して頂いたり、市民の皆さんからもご協力頂いたりしてありがたい。長く続けていきたい」
と抱負を語りました。

全ての子供達に平等にサンタさんがやってきますように…

文・FMながおか 山田光枝

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