長岡市内で活動する団体を訪問！
今回は、「ASOBI.NIIGATA」さんにお話を伺いました。
◆どんなことをしている団体ですか？
メンバーで集まってクリエイティブな写真の撮影会をしています。夜の公園で、ライトセイバーみたいな光を使ってアートな撮影をしたりしています。それらを一般の人にも知ってもらうためにライトペイント撮影体験を行っています。
◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みを教えてください
新型コロナウイルス感染症が流行した時を境に、外出することが不謹慎なことという風潮になりました。
自粛ムードによってイベントや花火なども無くなり、写真を趣味にする人は撮影する機会を失いました。
しかし、「家の中でもアイディア次第で面白い写真がいっぱい撮れるし、写真でしか表現できないアートな世界を創ることだってできる。」それを発信したくてYouTubeを始めました。ASOBI。CC～カメラマンの日曜日～
これらを続けていく中で、誰もやっていない事をやっているせいか、YouTubeではあまり多くの人に見てもらえませんでした。ということは、伝えたいことが世の中に中々伝わっていないのかなと思いました。
そこで、リアルでこの楽しさを広めようと考えました。
最初は個人のInstagramで「一緒にライトペイントやりたい人～」と募集をしました。
そこで集まった数人のメンバーからフォトサークルを立ち上げました。
◆どんなメンバーで活動していますか？
参加登録のあるメンバーは３５名います（2022年12月現在）。年齢層は10代～40代までと幅が広く、平均すると20代後半くらいになります。
Instagramを運用するメンバーが7人いて、それ以外はイベントごとにプロジェクトリーダーとチームメンバー数人を決めて活動しています。
◆周囲の反応や、やっていてよかったこと、大変だったことなどを教えてください
夜の公園で光るライトなどを持っていると、ASOBI.NIIGATAだと気付いてもらえます。もしくは警察に職務質問されることもｗｗ
全国的にも、ライトペイントをイベントやサークルとして行っているところはおそらくないと思います。
ライトペイントをしている方が各県（富山、埼玉、福島、大阪など）に数名ずついるのですが、その方々がイベントや撮影会に遊びに来てくれるようになりました。
特にやっていてよかったと思うことは、一流ライトペインターの皆さんと関わるきっかけができたことです。
撮影イベントでもこれまで延べ数百人に体験してもらいました。
写真の楽しさに触れてもらって、そこからカメラを始めた人もいます。
◆今後の活動を教えてください
引き続き定期的に撮影会を行い、今後は写真展やイベント参加も積極的に行っていきたいと思っています。
そして、もっともっと写真が好きな若者を増やしていき、写真がイケてる趣味だと思われる時代を作りたいです。
カメラが趣味になると身の周りの物を”良く撮ろう”＆”良く見よう”とします。すると必然的にそれを発信したくなります。それこそが地域の魅力発信への近道だと僕は信じています。
本記事は、らこって2023年1月号でご紹介しています。