活動Pick Up!|長岡市立栖吉中学校
長岡市内で活動する団体を訪問!
今回は、『長岡市立栖吉中学校』さんにお話を伺いました。
◆栖吉中学校で取り組んでいる「キャリア教育特別授業」を教えてください
A.先生
この授業を行うために、SDGsとは何かを知ることから始めました。最近の課題でもあるレジ袋の有料化から生徒の問題意識を高めました。また、新聞から17のゴールに関連する記事を探すことで、新しい物差しで記事を分析してSDGsの関心を高めていきました。学校内で目標達成に向けて行動してもらいたいことを考えて、更に身近なものにしていきました。
企業の方からコロナ禍でうまくいかなかったこと、新しい発見の話をしていただきました。実際に働く生の困りごとを聞くことで生徒が自分たちでできることは何か、自分の課題を設定することができました。
今後はその視点から地域に何ができるかを考え、中学生なりのアクションを企業の方へ提案のため、企業プレゼンを行います。
◆どうしてこのようなカリキュラムを取り組まれたのですか?
A.先生
コロナ禍で職場体験を行えない中、生徒が自分の生き方をどうすれば見つめ直すことができるのか考え、カリキュラムを組みました。
◆授業の前からSDGsは知っていましたか?
A.生徒
聞いたことはありましたが、どんなことをしているのか詳しくはしりませんでした。
◆今までの授業で一番印象に残っている授業はなんですか? その理由は?
A.生徒
クラス全体で17のゴールの1つ1つについて自分たちができることを考え、テーマ「My SDGs」を決めたことです。
理由は、具体的な解決策が出てきて、自分でも出来そうな気がしてワクワクしたからです。
◆自分でもできるSDGsの取り組みはありそうですか?
A.生徒
毎年のように豪雨災害があります。これは地球温暖化が原因で起こっていると思います。なので僕は、節電を心掛けていきたいと思います。
◆このカリキュラムを通して生徒さんにはどのような経験をしてほしいですか?
A.先生
本物の体験です。企業プレゼンの本物を体験して、更にいっそう自分たちの生き方を考えてもらいたいです。
◆今後地域とどのように関わりたいですか?
A.生徒
どんな人でも安心して暮らしていけるように、コミュニケーションを増やしていきたいと思います。
◆地域に対して何かできそうなことはありそうですか?
A.生徒
挨拶をすれ違った人とするようにしています。
本記事は、らこって2020年11月号でご紹介しています。