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更新日:2023.06.12

サークル運営は”余白”のデザイン|NIDボランティアサークル

長岡市内で活動する団体を訪問!
今回は、「NIDボランティアサークル」さんにお話を伺いました。

◆どんなことをしている団体ですか?

地域の子どもたちに関わるボランティアや、イベントの開催を中心に活動しています。

サークル自体が設立してから間もないので新しい取り組みをどんどん増やしているところです。

◆活動を始めたきっかけと、これまでの歩みを教えてください。

もともと、設立一年で廃部予定だったボランティアサークルを、縁あってサークル長として引き継ぐ事になり今に至っています。私自身が子どもに興味があったので、それまで幅広くボランティア活動していたところを、地域の子どもたちに絞って活動を行ってきました。

過去には子どもたちと一緒に農業体験を行ったり、イベントに出展してオリジナルトートバッグづくりのブースを出したり少しずつ活動を広げてきました。

写真は地域の子どもたちとTシャツにお絵描きをするイベントを実施した時のもので、たくさん集まってくれて楽しいイベントになりました。

◆どのようなメンバーで活動していますか。

大学内のサークルなので学生がメインで構成されています。

基本的にボランティアや子どもに興味関心があるメンバーが多いです。

私たちの大学は建築学科とデザイン学科、美術工芸学科に分かれているので、それぞれの得意分野を活かして分担できるのがサークルの良いところです。

◆周囲の反応や、取り組んでいてよかったことまたは大変だったことを教えてください。

最初は「子どもたちと関わったら何か楽しそう!」という興味本位で活動していましたが、予想以上に地域の方に必要とされる機会が多く、嬉しい反面驚きも大きかったです。

子育ての駅での見守り活動や古民家の顔出しパネルの製作など自分たちができることが役に立っているんだ!と実感できる機会が増えてきてこともモチベーションを保つうえで嬉しい経験でした。

活動を重ねるにつれ「こんなイベントがあったらいいな、やってみたいな」と思うことがありましたが、大学から許可が降りなかったり、子どもたちの安全面の確保などサークルとしての活動の限界と、やりたい事のバランスをとるのが息苦しく感じることはありました。

◆今後の展望を教えてください。

設立からまだ3年目という経験の浅いサークルなので、今年度は子どもたちだけではなく、幅広くボランティア活動を行なっていきたいと考えています。少しずつメンバーも増えてきて運営も大変になりますが、メンバーの意見をみんなで形にしていくための”ゆるさ=余白”は残しながら活動を続けていきたいです。

造形大学の強みは代々の先輩方が使用した廃材を自由に使用できることです!
広報物やデザインなどボランティアに付随するところでも力になれることもあると思っています。

学生ボランティアを探している方、ぜひぜひボランティアのお誘いお待ちしております。

 

こちらの内容は、YouTubeのほか各種音声メディアでもお楽しみいただけます!
ぜひご視聴ください。