令和五年 新春
長岡瞽女 蔵開き門付け
旧来より1月11日は、大晦日や元旦から閉ざされていた蔵を
初めて開き祝う「蔵開き」という習わしがありました。
その日長岡瞽女たちは町家や商家の門口に立ち、
瞽女唄を歌っておめでたい場面を盛り立てたといいます。
本年も、大手通でこの「蔵開き門付け」を開催!
葛の葉会のメンバーが瞽女の衣装で門付けをします。
ぜひ、ご家族でおいでください。写真OK!
とき 2023年(令和5年)1月9日(月・祝)
AM 10:00~ アオーレ門付け(アオーレ長岡・ナカドマ)
AM 10:20~ 大手通門付け(大手通周辺店舗前)
AM 11:00~ 屋内演奏会(Gallery沙蔵)
ところ アオーレ長岡ナカドマ、大手通周辺店舗前およびGallery沙蔵
料金 Gallery沙蔵での屋内演奏会のみ:1000円
瞽女唄 越後瞽女唄葛の葉会
主催:瞽女唄ネットワーク
協力:Gallery沙蔵、宝石のミヤコヤ、斎藤尚敏商店、鍋忠金物店、器の店ふじいほか
お問い合わせ:0258-46-8054(鈴木)
瞽女唄ネットワークのホームページや Twitter:@goze_kuzunoha もご覧ください。
【瞽女について】
瞽女は、旅をしながら三味線を伴奏に歌をうたって歩いた盲目の女芸人です。三、四人がグループになり、晴眼の手引きに先導され、昼は民家の戸口に立って門付けを行い、夜は泊まり宿で近間の人たちを集めて一夜語りをし、米や銭など幾分かの報酬を受けて渡世していました。娯楽の乏しい田舎の人たちにとって、瞽女の来訪は待ち遠しいものでした。
新潟県には長岡瞽女と高田瞽女の二派が大きくその組織を形成していました。長岡瞽女は明治時代四百人もの瞽女集団があり、瞽女頭山本ゴイが旧長岡市大工町(現日赤町一丁目)に瞽女屋敷を構え、集団を取り仕切っていました。