母と子の確執が原因ではない
ここ2か月間、会ではこのテーマに添って家庭で起きる様々な出来事について語り合いました。
〈 娘が摂食障害になった原因は母子関係が上手く構築されていない為に起こる 〉
という内容の書籍を目にしているお母さん達が多くいられます。
こんな言葉を知れば、お母さんならどなたも思うでしょう。
「娘が摂食障害になったのは私のせいだ。
娘が過食や拒食でくるしんでいるのは私のせいだ。
娘の楽しいはずの人生をメチャメチャにしたのは私のせいだ。」
向日葵の会に参加なさって下さるお母さん方は涙を流しながら、皆さんが口々に言われます。
果たして本当にそうでしょうか?
お母さん、
お母さんご自身も、貴方なりにその度その度、お子さんに向き合って来て一生懸命に子育てされて来たことだと思います。
決して間違ったことはされてきていません。
お母さんなりに、きちんとされていたことです。
その背景には、色々な家庭環境であったり、お母さんもお嫁さんの立場であったり、そして、その時に起こった出来事であったり、また、生まれ持ったその子供自身の性格や考え方であったり、数えきれない程の事が重なり合って摂食障害になったと言えるのです。
お母さん、
ご自身を責める必要はありません。
お母さん自身が苦しんで来たことが山のようにあったのではないですか?
子供は自身の体を張って、摂食障害と言う名を借りて、訴えることがあるのです。
一つ一つ丁寧に丁寧にお子さんと向き合って行きましょう。
その為にはまず、お母さんが楽になることです。
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